ケーキ屋さんの必須アイテム・ナパージュ
ショーウィンドゥのケーキの果物が艶々ピカピカになっていますよね。その正体がナパージュです。デコレーションケーキのフルーツだけでなくタルトにゼリー。
登場する機会は意外と多い気がします。
手作りのケーキを店頭に並ぶケーキに負けず劣らず素敵にしてくれるだけでなく果物を乾燥から守り、変色を防いでくれる、なかなかやり手のアイテム。
写真でもわかるように苺の色濃くないですか??コントラストもグッと強く鮮やかになり写真写りも良くなります!こんな良いとこづくしのナパージュを使わない手はない!!
ぜひぜひこの機会に手作りお菓子の必須アイテムの仲間入りさせてあげてください。
使いやすい小分けタイプは家庭用にピッタリ
ナパージュ、もちろん売ってます!コッタさんでは使いやすい小分けタイプ。
大容量で売っていることが多いナパージュですが、家庭で使うにはかなり使いにくいです。確実に余りますし、捨てるのもなんだか辛いし。いつまで置いておいて使えるのかも分からない。
そんな悩みは、こちらの小分けタイプで一気に解決!
最高に便利で、ナパージュ初心者さんにはこちらから試してもらうのが最適。
ぜひ一度試してみてください、かなりオススメです。
でも使いたい時に切らしている場合もあるはず。
そんな時にはやはり手作り。ナパージュ、とっても簡単に作れます。また作ったナパージュは冷凍保存もできるので、小分けにしてストックしておくのもオススメです。
基本のナパージュの材料と作り方
材料
砂糖・・・60g
水・・・120g
ペクチン・・・6g
作り方
1.小鍋に砂糖とペクチンを入れよく混ぜる。
2.水を入れ火にかける。
3.沸騰して砂糖が溶けたら冷やす。
これだけ!!無色透明の綺麗なナパージュが出来上がります。
使うときは少しレンジにかけるか、湯せんにかけあたためてつかいます。
塗り方
刷毛でデコレーションしてある果物に塗ってもいいですし、ナパージュの中に果物を入れてツヤツヤになった果物をケーキに並べていく方法もあります。
どちらでも綺麗に仕上げられるのでお好みで使い分けてください。
私は小さな果物はナパージュにつけてからデコレーションする方法がやりやすいかと思います。ある程度大きさのあるものはどちらでも大丈夫です。
小さいと刷毛で塗る時にコロコロと動いてしまい周りの生クリームなどが汚れてしまう危険性が高いので、ちょっと面倒ですがナパージュで艶やかになった果物を竹串などでケーキに置いていく方法をとっています。
アレンジナパージュの材料と作り方
基本のナパージュを踏まえてこちらは番外編。これから夏にむけて爽やかな感じのナパージュの作り方です。
レモン果汁が入ったナパージュです。酸味か合わない果物もあると思いますのでお好みでつかいわけてください。
材料
砂糖・・・60g
水・・・100g
ペクチン・・・6g
レモン果汁・・・20g
作り方
1.砂糖、ペクチンを鍋に入れあわせる。
2.水を入れ火にかけ沸騰させグラニュー糖をとかす。
3.40℃以下までひやす。
4.レモン汁を加えてまぜる。
レモン汁を熱い時に入れるとせっかくのレモンの香りが飛んでしまうので必ず40℃まで下げてから入れてください。
レモンの量はお好みで減らしてもらっても大丈夫です。その時はお水を増やしてください。
ナパージュでフルーツの鮮度も長持ち!
こちらのタルトの仕上げはレモン風味のナパージュ。
バナナは3日目も綺麗なままでした。
ナパージュの有無でこんなに差が…
24時間後のバナナは、一見そこまで大きな変化がないようにも思われますが、バナナの真ん中の黒い部分については、「なし」、「レモン汁」の2つは大きくなってきています。
「ナパージュ」も若干黒っぽくなってきてはいますが艶があるため綺麗にみえます。
36時間後のバナナは、変色だけでなく乾燥もかなり目立ちます。「ナパージュ」は変色していますが、乾燥はまだマシです。
「レモン汁+ナパージュ」は変色、乾燥も全く気にならない綺麗な状態です。
ナパージュを塗ることによって乾燥から果物を守る効果がかなり高いのがよく分かりました。
レモン汁で変色をしっかり止めてその上でナパージュを塗ることによって果物の艶をしっかり守るこのことができるようです。
ナパージュはコッタさんで購入させて貰った小分けタイプのものを使っています。
まとめ
夏のデザートには欠かせない、フレッシュなフルーツのデコレーション。
なかでも夏の果物は特に酸化に弱く変色が多いものが多い気がします。ナパージュをうまく使って夏のフルーツでもツヤツヤ、ピカピカのお菓子作り楽しんでください!