バレンタインにも◎ アマンドショコラを作ろう
誰もが大好きなお菓子、アマンドショコラ。キャラメリゼしたアーモンドは、それだけでも香ばしいおやつ。さらにチョコレートをまとわせたアマンドショコラは、極上のスイーツに。
今回は、アマンドショコラのレシピをご紹介します。
日持ちもするのでプレゼントにもぴったりです。
アマンドショコラとは
アマンドショコラとは、ローストしてキャラメリゼしたアーモンドにチョコレートを何層にもコーティングして作る洋菓子。
キャラメリゼしたアーモンドの香ばしい香りとカリッとした食感とチョコレートの甘さが合わさった、幸せになる一品。
ケーキ屋さんなどでも人気のある商品です。
アマンドショコラのレシピ
チョコレートのお菓子を手作りするときに、一番手こずるのはテンパリングではないでしょうか。
テンパリングとは、チョコレートの温度を調節して、口当たりや風味を最も良い状態にする作業。
細かい温度調節が必要なため、かなりハードルの高い作業ですよね。
今回のアマンドショコラレシピはテンパリングなし!
さっそく作ってみましょう。
材料(作りやすい分量)
- アーモンド…150g
- グラニュー糖…45g
- 水…大さじ1
- チョコレート…150g
- ココア…適量
下準備
- チョコレートを刻みます。
- オーブンを140℃に予熱します。
- 天板にオーブンシートを敷きます。
- 湯せん用に50℃のお湯を用意します。
作り方
-
天板にアーモンドを並べ、140℃に予熱したオーブンで15分間空焼きし、粗熱を取ります。
-
鍋にグラニュー糖と水を入れて中火にかけ、シロップを作ります。
*鍋をゆすって、火の通りを均一にするのがポイント。
ヘラなどでかき混ぜるのはNGです。
-
シロップにとろみが付いてきたらアーモンドを入れ、ヘラで混ぜながら加熱します。
-
砂糖がキャラメル色になって、アーモンドからパチパチと音(皮がはぜる音)がし始めたら、火から下ろします。
*アーモンドに付いた砂糖が結晶化していったん白っぽくなりますが、加熱を続けると砂糖が溶けてキャラメル色になります。
-
アーモンドをオーブンシートの上に広げ、冷まします。
フォークなどを使って、一粒ずつばらばらになるように広げましょう。*コーティングしたキャラメルが熱いうちに、手早く行うのがポイント。
やけどに注意してくださいね。
-
チョコレートをボウルに入れ、50℃の湯せんにかけて溶かします。
-
別のボウルに5のアーモンド全量と6のチョコレート約大さじ2杯分を加えて、ゴムベラで混ぜます。
チョコレートがアーモンドにからむように混ぜ合わせましょう。
-
コーティングしたチョコレートが固まったら、溶かしたチョコレートをさらに大さじ2杯分ほど加え、7と同じように混ぜます。
-
溶かしたチョコレートがなくなるまで、8を繰り返します。
-
最後のチョコレートを混ぜたら、チョコレートが完全に固まる前にココアをまぶします。
-
出来上がり!
保存容器に入れれば、1週間ほど日持ちします。
「アマンドショコラ(アーモンドチョコレート)」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
アマンドショコラを作るときのポイントは、チョコレートを溶かす湯せんの温度を必ず50℃以下にすること。
温度が高すぎるとチョコレートが分離することもあるので、このポイントは必ず守ってくださいね。
アレンジ提案
表面にまぶす材料を変えれば、いろいろな味のアマンドショコラを作ることができます。
レシピのココアの代わりに粉糖をまぶせば、甘~いアマンドショコラの完成。
ココアのようなほろ苦さがないので、子どもでも食べやすい味になります。
アマンドショコラはホワイトチョコで作っても◎
分量と作り方はご紹介したアマンドショコラと同じ。
少し渋めの抹茶パウダーをまぶしたり、甘酸っぱいストロベリーパウダーをまぶしたり。
レシピの工程10でチョコレートをコーティングしたアーモンドを半分に分けて、種類の異なるパウダーをまぶせば、一度に2種類のアマンドショコラを作れます。
色合いも味わいも異なるチョコレートのお菓子がほぼ同時に作れるので、得した気分に♪
ココア・粉糖・抹茶・ストロベリーパウダーの4種類のアマンドショコラを小さな袋に詰めれば、ちょっとしたプチギフトやバレンタインデーの友チョコに大活躍です。
テンパリングなしでも絶品!アマンドショコラを作ってみて♪
テンパリングなしで簡単においしく作れるアマンドショコラのレシピをご紹介しました。
チョコレートの種類やパウダーを変えれば、アレンジの幅が広がります。
プレゼントにもぴったりなので、ぜひ作り方を覚えてご活用ください。