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かわいいデコ白玉の作り方

date
2021/08/23
writer
ぷちみみん
category
お菓子作り

かわいくて楽しいデコ白玉を作ろう

少ない材料で気軽に作れる、おうちおやつの定番「白玉だんご」。
やわらかな生地の感触や丸める工程が楽しく、もっちりとした食感も魅力ですね。

今回は白玉だんごにちょっぴり手をかけて、粘土細工のようにデコレーション♪かわいいデコ白玉の作り方をご紹介します。

おすすめの食べ方もご提案しているので、夏のおやつにぜひどうぞ。

デコ白玉の作り方

ご紹介する白玉生地は、砂糖と油脂を少し多めに加えたもの。乾燥しにくく扱いやすい生地なので、お子さまと楽しむのにもぴったり♪

アザラシ・ひよこ・いちご・かっぱ・かえる・くま・パンダ・フラワーの作り方をお教えします。

白玉生地を作る

材料(直径3cmの白玉30~32個分)

  • 白玉粉…100g
  • 水…80g
  • 砂糖…20g
  • 米油…10g
  • かぼちゃパウダー…適量
  • いちごパウダー…適量
  • 抹茶パウダー…適量
  • ココアパウダー…適量
  • 竹炭パウダー…適量
  • *お好みのパウダーでお楽しみください。

下準備

  • 使用するパウダーをトレーに出しておく。
  • *パウダーを多色使いするときは、製氷トレーなど仕切り付きの容器が便利(写真のものは100円ショップのお弁当おかず用冷凍トレー)。

作り方

  1. ボウルに白玉粉・砂糖・米油を入れ、水も加えてしゃもじで混ぜる。
  2. ひとまとまりになったら手でまとめ、粉と水分をなじませるようによくこねる。
  3.  
    *粉が吸水するまではパサつきますが、なじむとしっとりなめらかになってきます。まずは分量の水でしっかりこねて。つぶすと縁が割れるようなら少し水を足し、扱いやすいかたさに調整してください。

  4. 白玉1つあたり6gのイメージで、必要な色数の分量を取り分けてパウダーで色付けていく。
  5.  
    *色付けは、淡い色・明るい色から。パウダーは、少量の水(分量外)でペーストにしてから加えると〇
    ゆでると色が濃くなるため、仕上がりイメージより薄めに仕上げてください。

  6. 1つ5~6gを目安に分割して丸めたら、やや横長の楕円になるように軽くつぶし、クッキングシートに並べていく。
  7.  
    「いちご」は親指と人差し指で先端をつまんで形を整え、「フラワー」は抜き型で抜く。

    *つぶしたときに縁が割れたりぽろぽろと崩れたりするなら、水分が足りていません。手に水を付けて練り直し、かたさを調整してください。

  8. パーツを作って付ける。

  9. 【いちご】
    抹茶生地をオーブンシートの上で薄くのばし、小さなマーガレット型で抜く。
    ドレッジで半分にカットし、ヘタ部分に貼り付ける。

    【ひよこ、アザラシ】
    少量のいちご生地を丸めて横長の楕円にしたら、ひよこの顔の中央に貼り付ける(アザラシは竹炭生地で)。

    【かっぱ】
    かぼちゃ生地を小さなマーガレット型で抜き、抹茶生地の頭に貼り付けたら(髪)、中心に小さな白生地を丸めたものを貼り付ける(皿)。

    【かえる、くま、パンダ】
    小さく丸めた生地を目や耳、手にして貼り付ける。

    【フラワー】
    真ん中に小さく丸めた白生地またはかぼちゃ生地を貼り付ける。

  10. 鍋に1リットルの湯を沸かし、成形した白玉を入れて中火で2~3分間ゆでる。
  11. 水面に浮いてきたら、さらに1分間ゆでる。

  12. 冷水に取って冷ます。

デコレーションして仕上げる

材料

  • ブラックココアパウダー(もしくは溶かしチョコ)…適量
  • いちごパウダー…適量
  • 白いりごま…適量

作り方

  1. ブラックココアパウダーを少量の水(分量外)で練ってペーストにし、コルネにつめて目や鼻、口を描く。

  2. アザラシの顔やいちごの種は、溶かしチョコで描いてもOK!(下の画像は、チョコペンで描いたもの)

    フルーツポンチやかき氷など、水気のあるものや冷たいものに添える際はチョコのほうが崩れにくいので安心。用途によって使い分けると、きれいな仕上がりに。

  3. 「いちご」に白いりごまを貼り付ける。
  4. いちごパウダーを少量の水(分量外)でペーストにし、竹串の先で頬に赤みを付けたら出来上がり。

もっちりおいしい♪かわいいデコ白玉」の詳しいレシピページはこちら。

デコ白玉生地作りの3つのポイント

  1. 耳や手など小さなパーツは、左右の大きさをそろえるときれいに仕上がる。

  2. パーツを付けるときは、ぬらした面に貼り付けて。しっかりくっつき、ゆでても取れにくい。

  3. 生地の残りは、デコらずゆでるだけでもOK。余り生地を合わせてマーブルにしてもかわいい♪

冷凍保存でいつでも使える

ゆでた白玉は冷凍保存できます。

オーブンシートを敷いたバットにのせ、ラップをかけて冷凍。かたまったらシートから剥がし、フリーザーバッグに入れて保存してください。

必要な分だけ取り出して使うことができますよ。

デコ白玉の楽しみ方いろいろ

みたらしあんをかけて

そのまま食べてもほんのり甘く、もっちりおいしいデコ白玉。手軽なみたらしあんを添えて食べるのもおすすめです。

レシピページでは、みたらしあんの作り方もご紹介しています。

フルーツポンチに浮かべて

凍ったデコ白玉をフルーツポンチに入れれば、ひんやり感UP!
フルーツミックス缶を炭酸水で割っただけでも、彩りよく楽しめます。

かき氷やゼリーにのせて

シンプルなかき氷やゼリーにのせて、彩りやアクセントに。

同系色のデコ白玉を忍ばせるのも楽しい♪

かわいさがたまらないデコ白玉

やや手間はかかりますが、とってもかわいく、いろいろなシーンで使えるデコ白玉。

色付けのパウダーや形を変えて、好きな動物などにアレンジするのも◎
夏のおやつに添えて、ぜひお楽しみください。

date
2021/08/23
writer
ぷちみみん
category
お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

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