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ケーキ回転台の選び方・使い方

date
2022/12/14
writer
misa
category
お菓子作り

デコレーションケーキを美しく仕上げる必需品!

ケーキのナッペや仕上げをするときに使用する回転台。

あると便利と聞くけど、「実際どうなの?」「どんなものを選んだらいいの?」「どう使ったらいいの?」なんてお悩みも多いのではないでしょうか。

今回のコラムでは、ケーキ回転台の選び方や使い方を詳しく解説します♪

ケーキ回転台とは

ケーキ回転台とは、ホールケーキに生クリームを塗るとき(ナッペ)に使うアイテム。
その名の通り、中心を支点にくるくると回転します。

ケーキの向きがスムーズに変えられるので、ナッペだけではなく、さまざまなデコレーションをする際にもとっても便利な道具。

プラスチック製や金属製、大理石製などがあり、大きさ(直径)や高さの種類もいろいろあります。

おすすめのアイテム
ケーキ回転台の一覧はこちら

ケーキ回転台の選び方

多くの種類があるケーキ回転台。どんなものを選ぶとよいのか、悩んでしまうと思います。

目的に応じて最適なものは人それぞれ。選び方の参考にしていただければ幸いです。

選び方1.サイズで選ぶ

ケーキ回転台には、さまざまなサイズのものがあります。

プラスチック製のものを例に、大きさを比較してみましょう(上から直径20.5cm・24cm・27cm)。

同じ直径でも、高さが違う製品もあります。

ケーキに対しての大きさをチェック

ケーキ回転台は、よく作るケーキの大きさに合わせて選ぶのが◎

ケーキに対して周囲の隙間が少なすぎると、フチを持って回転させることが難しくなります。クリームも塗りにくくなるので、注意が必要です。

ケーキの代わりに12cm・15cm・18cmのデコ型、15cmの角型をのせてみました。
大きさをチェックしてみてください。

直径20.5cmの回転台の場合

直径24cmの回転台の場合

直径27cmの回転台の場合

選び方2.素材で選ぶ

ケーキ回転台にはさまざまな素材のものがあります。

よく作るケーキのサイズと共に、作業頻度・収納スペース・金額などを考慮して選ぶのがおすすめです。

プラスチック

プラスチック製のケーキ回転台は軽くて扱いやすく、お手頃価格。最初に購入するのにおすすめです。

サイズが豊富で、ケーキの大きさに合わせて選びやすいのも高ポイント。

土台との間に金属のボールが入っていることによって回転する構造なので、回すと少し音がします。

軽くて扱いやすいぶん、動きやすくもあるので、下に滑り止めを敷くと安定します。

台に目盛りがついているものは、デコレーションやカットの目安に使うことも。ケーキカバーが付属しているものもあり、そのまま冷蔵庫で保存したいときに便利です。

大理石

大理石のケーキ回転台はずっしりと重いので動きにくく、このままで安定します。

構造上プラスチック製のものよりとても静かで、スムーズに回転。

大理石は熱伝導率が低く台自体が冷たいので、クリームがダレにくいのも◎

おすすめのアイテム
cotta 大理石回転台 30cm

金属

写真のものは、金属製で高さがあるタイプ。ずっしりと重く、滑り止めもついているので安定感は抜群です。

回転も静かでとてもスムーズ。

高さがあるので作業しやすいですが、このまま冷蔵庫に入れるのは難しいかと思います。

また金額が高めなものが多いです。

ケーキ回転台の使い方

プラスチック製のものを用いて、使い方を簡単にご紹介します。

プラスチック製のものは、まず動かないように滑り止めを敷きましょう。
絞ったふきんや、ゴム製の滑り止め(100均で購入できます)をちょうどいい大きさにカットして使用するのも◎

次にケーキ回転台の位置をチェック。
作業台とケーキ回転台の隙間が狭いと指を入れて回しづらいので、調整するのがおすすめ。

下に何か(今回はデコ型)を置いて底上げすると、スムーズに回転させやすくなります。

高さが低くて作業しづらければ、より高さのあるもので底上げすると楽になります。腰に負担をかけないようにしましょう。

ケーキ回転台の手前を、作業台から少しはみ出させて持ちやすくする方法も。

ナッペの手順

パレットナイフの持ち方は、コラム「パレットナイフの使い方・選び方」をご参照ください。

  1. スポンジ生地をケーキ回転台の中央に置きます。
    *中心が合っていないと回転させたときに大きくずれてしまうので、うまくならすことができません。

  2. 上面は、ケーキ回転台を固定してパレットナイフを十字に動かしたり、パレットナイフをあてつつ回転台を回したりして塗り広げます。

  3. 側面は、右利きであれば画像のように左手前で塗っていきます。
    ケーキ回転台は左手で時計回りに回します。

    *この位置にすることで、パレットナイフの手前で「移動させているクリームの量」が、パレットナイフの奥で「ならした面」が見えます。

    クリームを足すタイミングやパレットナイフがきちんと当たっているかを確認できます。

  4. 側面をならすときは、画像の位置でパレットナイフを固定し、ケーキ回転台だけを時計回りに回します。

    ケーキ回転台の左手前を持って手早く動かし、回転させてならすのがコツ。

    【手早く回すのが難しい場合】
    ケーキ回転台の右側を持ってゆっくり左側まで約半周まわし、パレットナイフを一度外しましょう。同様にさらに半周行えば、落ち着いてきれいにならせます。

  5. ケーキの裾の処理も、パレットナイフをあててケーキ回転台を回せば楽々。
    このときは、反時計回り。

  6. 口金を使った絞りも、楽に向きを変えて絞れます。

ここもチェック!

立ち位置を変えることで、姿勢が楽になったり、側面が見やすくなったりします。

ケーキ回転台との距離や位置を変えて、一番やりやすいポジションを探すのも大切です。

お手入れ時の注意点

ケーキ回転台を洗うときに気を付けたいのが、回転する接続部分に水が入らないようにすること。

裏返して水をかけると内部に水が入ってしまい、さびて回転が悪くなることがあります。
プラスチックのケーキ回転台が回りづらくなったというときは、これが原因のことがほとんど。

裏側のねじを外すと、内部は下の画像のようになっています。このボールがさびると回転が悪くなるのです。

さびにくいステンレススチールであっても、不適切な使い方を続けるとさびてしまうので注意してください。

下の画像は、さびてしまったもの。乾いた布で磨いてさびをかなり落としていますが、色の変化が分かると思います。

磨くことで再び回転が良くなることもありますが、さびないように気を付けましょう。

ケーキ回転台を効率的に使おう!

今回は、ケーキ回転台について詳しく解説しました。

なくてもできないわけではないですが、使ったほうが圧倒的に速い道具、それがケーキ回転台。

ケーキを回転させることができるだけで、デコレーションはかなりスムーズ。作業時間が短くなって早く冷蔵庫へ入れられ、クリームの傷みも減らせます。

ケーキ回転台はナッペだけでなく、絞りやフルーツを飾るときにも大活躍!
まだ使ったことがない方は、ぜひコラムを参考に検討してみてください。

おすすめのアイテム
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2022/12/14
writer
misa
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お菓子作り
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スイーツ好き、おしゃべり好き♡お菓子教室の講師は天職だと最近感じています(笑)少しでもお役に立てるお話が出来たら嬉しいです♪

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