5,900円以上ご購入で送料無料! - 3/29(金)16:00まで

cotta column

お菓子・パン作りの知的好奇心を満たす情報メディア

アンチョビポテトパンのレシピ・作り方

date
2023/03/06
writer
eri
category
パン作り

アンチョビを使っておしゃれなお総菜パンを作ろう

ピザやパスタによく使われるアンチョビ。
塩気が効いて、うまみが詰まっていますよね。

今回は、そんなアンチョビを使ったお総菜パンのレシピをご紹介。
アンチョビのお料理として人気の「アンチョビポテト」をパン生地に包んで焼き上げます♪

アンチョビとは

アンチョビとは、カタクチイワシの塩漬けのこと。
さばいたカタクチイワシを塩漬けにして熟成・発酵させ、オリーブオイルに漬けて作られます。

アンチョビはとっても塩辛いので、そのまま単品で食べるよりも、お料理に加えたり、調味料のように使ったりするのがおすすめ。

アンチョビには、フィレ・ロール・ペーストなど、さまざまな種類があります。

今回のアンチョビポテトパンで使用するのは、フィレタイプのアンチョビ。
フィレタイプは、アンチョビのオイル漬けを、そのまま缶詰や瓶詰にしたものです。

サラダやパスタ、ソースに加えたり、ピザにトッピングしたりと幅広く使えるので、いろいろなお料理に使ってみてくださいね♪

アンチョビポテトパンレシピ(6個分)

アンチョビポテトを作る

材料

  • じゃがいも…約220g
  • アンチョビフィレ…9g(約3本)
  • マヨネーズ…大さじ3
  • 塩、こしょう…適量

作り方

  1. じゃがいもはきれいに洗って皮をむき、芽があったら取り除く。
    ラップにくるんで、600Wの電子レンジで5分間加熱する。

    竹串を刺して、スッと通れば大丈夫。
    熱いままだとカットしにくいため、粗熱が取れるまでラップにくるんだ状態で置いておく。

  2. じゃがいもを2cm角にカットする。
  3. フライパンにマヨネーズとアンチョビを入れて火にかける。
  4. マヨネーズが溶けてきたら、じゃがいもを加えて混ぜる。
  5. 混ざったら塩とこしょうで味を調え、バットに出して冷ましておく。

パン生地を作る

材料

  • 強力粉…200g
  • 砂糖…15g
  • 塩…3g
  • インスタントドライイースト…4g
  • スキムミルク…10g
  • 水…108g
    *室温が25℃前後の場合は常温の水、室温が低い場合はぬるい湯(40℃前後)を使用します。
  • 卵…26g
  • 無塩バター…18g

作り方

  1. ボウルに水・卵・バター以外の材料を全て入れる。
    イーストめがけて水と卵を注ぎ入れ、カードで粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
  2. 台に出してこねる。
    手のひらの付け根を使い、生地を手前から奥に向かって台にこすりつけるようのばす作業を繰り返す。
  3. 生地がまとまったら、バターを加えるタイミング。
    生地を広げてちぎったバターをのせ、生地でバターを包んで混ぜ込む。
  4. 生地にバターをなじませるようにこねる。
    バターが飛び出してくるが、こね続けるとしっとりとなじむ。
  5. グルテン膜ができるまでこねる。
    生地の表面がツルンとしてきたら、グルテン膜の確認をする。

    生地の一部を取って両手で少しずつ広げると、指が透けて見え、簡単には破れない膜ができていたら、こね上がりのサイン。

    膜に筋が入り、生地がすぐにちぎれるようなら、こねが足りていない。

  6. こね上がったらきれいに生地を丸めてボウルに入れ、ラップをかぶせる。
  7. オーブンの発酵機能の35~40℃で30~40分間、一次発酵。
    生地が2倍程度に膨らむまで発酵させる。

    *発酵に関しては、温度と時間によって状態が違うので、生地の膨らみ具合で確認する。

  8. 手で軽く生地を押して、ガス抜きする。
    カードで6等分にカットし、スケールを使って同じ重さになるように調整する。

    *生地をあまり細かく切り刻まないように注意する。

  9. 生地を丸めてとじ目を下にして置く。
    乾燥しないようにラップやかたく絞ったぬれ布巾をかぶせる。
    室温で15分間置く(ベンチタイム)。

成形・焼成

材料

  • シュレッドチーズ…適量

作り方

  1. 生地のとじ目を上にして、めん棒で12cmほどに丸くのばす。
    その上にこんもりとアンチョビポテトをのせる。

    上下左右から生地を持ってきて、アンチョビポテトを包む。
    とじ目をしっかりとじてクッキングシートの上に並べる。

  2. 生地が2倍に膨らむまで、オーブンの発酵機能の35℃で約20~25分間発酵させる。
    生地の乾燥が気になる場合は、霧吹きで水をかける。

    *オーブンの発酵機能で発酵させる場合は、早めに室温に出す。
    室温で発酵させている間に、オーブンの予熱を行う。

  3. ハサミで十字に切り込みを入れ、シュレッドチーズをのせる。
  4. 190℃で予熱したオーブンで13分間ほど焼く。

    *焼きムラがある場合は、10分間くらい経過したところで、天板の奥と手前を入れ替える。

    オーブンのクセに合わせて、温度や時間は調整する。

  5. 出来上がり!

レシピのポイント

おいしいアンチョビポテトパンに仕上げるポイントを、2つご紹介します。

ポイント1.じゃがいもは事前にレンジ調理しておく

じゃがいもは、あらかじめ電子レンジで加熱しておくのがポイント。

加熱ムラを防ぎ、フライパンでの調理時間を短縮できます。

ポイント2.アンチョビポテトはしっかりめに味付けする

今回のアンチョビポテトはパン生地に包んで焼くので、しっかりめに味付けしておくのがおすすめです。

お好みでニンニクを加えてもよいでしょう。

お総菜パンのレパートリーを増やしてみては♪

今回はアンチョビを使った、ちょっぴり大人向けのパンをご紹介しました。
このパンは、ワインのお供にも◎

お総菜パンのレパートリーが少ないという方も、アレンジメニューとしてぜひ作ってみてくださいね。

【おすすめの特集】おいしさが止まらない!惣菜パンレシピおいしさが止まらない!惣菜パンレシピの特集はこちら

date
2023/03/06
writer
eri
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
eri

おいしい!楽しい!が大好き。 パンやお菓子作りを通して幸せな時間をお届けできたら。 パンお菓子教室Esweetsを主宰しています。

コメント

この記事にコメントを書く

コメント

ニックネーム

※ コメント反映までにお時間をいただきます。コラム内容に関係のないコメントや、個人的なご相談などは公開を控えさせていただく場合がございます。

おすすめのコラム

秋冬に食べたい♪かぼちゃのクイニーアマンのレシピ

人気のかぼちゃをIN!クイニーアマンを作ろう寒くなってくると、折り込み生地などちょっと手の込んだパンが恋しくなるもの。今回ご紹介するレシピは、バターの層とパリパリになった砂糖の食感がなんともおいしいクイニーアマン。秋冬に...

冬にぴったり!雪の結晶パンレシピ

雪降る季節に作りたくなるパン「雪の結晶パン」と呼ばれるパンをご存知でしょうか。一見、成形が難しそうですが、実際に作ってみると、さほど複雑ではないんですよ。今回は2種類の雪の結晶パンをご紹介します。基本の成形は一緒なので、...

スクエア型で♪かわいいにわとり親子のちぎりパンの作り方

にわとりの親子をイメージしたちぎりパンいよいよ新年度がスタート!緊張とワクワクの季節に、ほっこり癒し系のちぎりパンを手作りしてみるのはいかがですか?今回は、ぷっくりフォルムがかわいい、にわとり・ひよこ・たまごの、にわとり...

全粒粉とグラハム粉の違い

小麦粉の種類について学ぼう!パン・お菓子作りに欠かせない小麦粉。種類も多く、それぞれに特徴がありますよね。そのため、「どれを選んだらいいのかわからない」「使い分けに悩む」なんて方も多いのでは?今回は小麦粉の中から、“全粒...

【台湾で話題!】ミルフィーユ食パンのレシピ

簡単成形で作れる!話題のミルフィーユ食パンはいかが?今、台湾で大人気の食パンをご存じでしょうか。その名も「ミルフィーユ食パン」。ミルフィーユのように、生地が何層にもなっている食パンのことです。分かりやすくいえばデニッシュ...

おすすめ PICK UP!

アンチョビポテトパンのレシピ・作り方