たくさんの具材を詰め込んだピタパンでランチ!
夏休みにはお友達で集まってランチ、なんて機会も増えそうですね。
そんなときにぴったりなのが、地中海沿岸から中東諸地域で親しまれているピタパン。ポケット状に大きく開いた口が魅力的なパンです。
たくさんの具材を詰め込んで、盛りだくさんのサンドイッチが手軽に作れますよ。
ピタパンでランチを楽しんでみませんか?
ピタパンが膨らむ理由
ピタパンを作るときに何を一番心配するか?
それは膨らむか膨らまないか…。
ペタンコのピタパンが出来上がったときの悲しみ…。つらいです。
下の画像はペタンコで無残な姿のピタパン…。
ピタパンは、生地から発生するガスの力で膨らみます。
生地をオーブンに入れ、下火と上火でしっかり焼く。上の面と下の面が先に焼き固まりますが、まだ中は生のまま。その時に生地の中でガスが発生します。
表面の生地が焼けて固まっているのでガスが外へ出られず生地を持ち上げるため、焼き上がると中が空洞になっているというわけです。
まずは高温で焼く!これをしっかりしているとかなりの確率で膨らむかと思います。
夏のランチにぴったりのピタパンレシピ
材料(ピタパン7~10個分)
- 強力粉…300g
- イースト…6g
- 塩…4g
- 砂糖…10g
- ショートニング…10g
- 水…210g
- 乾燥パセリ…2g
下準備
オーブンは220℃で予熱しておく。
*天板も先に入れておき、15分間程度は熱しておく。
作り方
- 材料をこね機、またはホームベーカリーなどでこねる。
- 一次発酵は3倍の大きさになるまで発酵させる。
- 分割し、軽く丸める。
- ベンチタイムを5~10分間取る。
- 軽く手で押さえてガスを抜き、めん棒を上下にかけ、生地の向きを変えてまた上下にかける。
- 10~15分間、ぬれ布巾などをかぶせて二次発酵。
- 軽くめん棒を上下にかけて、熱した天板にのせて200℃で7分間焼く。
*70~75gで7分割、50~55gで10分割にできます。
*ベタベタする場合は粉を振って作業する。
*50gに分割した生地は直径約10cm、70gに分割した生地は約15cmの円型にする。
*天板に当たる面積を広くするために、めん棒をしっかりあてて生地を平らにする。
*お使いのオーブンによって温度設定など調節してください。
夏っぽいイメージで生地にパセリを加えましたが、入れなくても大丈夫です。
みんなが集まったときはピタパンの周りにたくさんの具材を並べ、好きなものをいっぱい詰め込む。オープンサンドより気軽にサンドイッチが楽しめます。
挟む具材も自由自在。
夏野菜をいっぱい挟んでも。また和風に出汁巻きやゴマ和え、前日の晩ごはんのおかずの残りを入れても。
ピタパンをデザートに
乾燥パセリの代わりにアールグレイの茶葉を2g加えて作ったピタパンには、フルーツサンドの要領でたくさんのフルーツとクリームをサンド。
デザート感覚のピタパンで、こちらもとてもおいしいです。
今回は水切りしたヨーグルトと生クリームを合わせた、さっぱりとしたクリームを詰めました。ピタパンのポケットにはたっぷり入るので、軽めの風味のものをチョイス。
もちろんカスタードや生クリームでもおいしく食べられますので、お好みのクリームを用意して楽しんでください。
「ピタパン」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
気軽においしくピタパンランチ
ピタパンのポケットがお弁当のイメージです。食べられるお弁当箱♪
たくさんのおいしいをいっぱい詰め込んで、ランチを楽しんでください。