【プラントベース（Plant Based）】

文字通り「植物由来」という意味。ライフスタイルとしては、植物性食品を積極的に取り入れようとする考え方を指します。 植物性を中心に食べるというだけで、肉や魚や卵といった動物性食品も食べられるのが特徴です。

【プラントベースフード（Plant Based Food）】

植物性原料を主体に作られた、肉・牛乳・バター・チーズなどの動物性食品に似せた代替食品のこと。食感や見た目、味わいにまでこだわった商品が増え、おいしい選択肢が増えてきました。
大豆ミートやオーツミルクなどは、スーパーやコンビニでも少しずつ見られるようになってきています。

「植物性食品を主体」と聞くと、「ヴィーガン」や「ベジタリアン」を想像しがち。
「プラントベース」はそれぞれと何が違うのでしょうか？

【ヴィーガン（Vegan・完全菜食主義者）】

食品に限らず、衣類（皮製品・シルク・ウールなど）や日用品など、あらゆる動物性製品を制限している人々を指します。
白く精製された砂糖も避けていて、製造工程で牛や豚の骨からできた「骨炭」が用いられることが理由です。

【ベジタリアン（Vegetarian・菜食主義者）】

動物性食品の摂取に一部制限をかけている人々を指し、ベジタリアンの中でもいくつかに分かれます。
肉・魚介類・卵は食べずに乳製品は食べる「ラクト・ベジタリアン」、卵・乳製品は食べる「ラクト・オボ・ベジタリアン」、魚介類・卵・乳製品は食べる「ペスカタリアン」など、それぞれに呼び名があります。

近年注目されているのは、プラントベースフードの魅力的なメリット。
主に「環境」「タンパク質確保」「ヘルシー」という3点が挙げられます。

1.環境にやさしい

牛や豚、鶏の飼育には大量の飼料が必要で、水や農薬の大量消費、メタンガス発生などが伴います。それがプラントベースフードの大豆ミートなら、牛肉と同じ量を生産するのに使う水は15％以下。温室効果ガスの排出量にいたっては、2％以下にまで下がります。
持続できるサステナブルな食生活として、プラントベースフードは大切な選択肢です。

 

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2.タンパク質不足の救世主

世界人口の増加に伴い肉の消費量も増加し、2050年には肉不足になることが予想されています。「肉不足＝タンパク質量の不足」が問題となっているのが現状です。
そんな中で、お肉や魚の代替として注目されているのが大豆ミートなどの植物性タンパク質。環境負荷を低める点、供給の安定性などに期待が集まっています。

 

3.ヘルシー

プラントベースフードの原料となる野菜・果物・豆類・穀物・いも・ナッツ類・海藻類には、食物繊維やビタミン、ミネラルといった体調を整えてくれる栄養素が豊富です。また、カロリーや脂質も動物性と比べて低いものが多いのも特徴です。
例えば、プラントベースミルクのアーモンドミルクは牛乳と比べると約1/3のカロリー。食物繊維やビタミンEも多く含まれ、整腸作用による便秘予防や血糖値上昇の抑制、悪玉コレステロールの減少などが期待されます。 

 

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主に動物性食品からの摂取源となっているビタミンB12。体では作ることができない必須ビタミンのため、食事で摂る必要があります。

ビタミンB12は赤血球の成熟や骨髄で正常な赤血球をつくる重要な栄養素！ビタミンB12が欠乏すると、疲労感、食欲不振、記憶力の低下を引き起こすことも。
植物性（プラントベース）でビタミンB12が多く含まれる食材のおすすめは…海苔です！

また動物性原料を一切取らないというに方は、適度にサプリメントやビタミンB12の含有量が強化されたシリアルなどから補うことがおすすめです！

cotta tomorrowの人気食材をまとめました。
お菓子作りで活躍するプラントベースの生クリームや豆乳からできたバター、ミルク、チーズのほか、料理に使える大豆ミート、カレー、パスタソースにその他総菜など、いろいろな商品を販売中です。

ソイレブールラフィーネ 低塩 500g

お菓子やパン作りに欠かせない無塩バターと置き換えが可能な豆乳クリームバター。
クセのないすっきりとした後味で素材の風味を引き立たせます。

※ 数量により、価格が異なる場合がございます。

プラントベースフードを使ったお菓子、パン、料理のレシピをまとめました。
健康が気になる方、アレルギーをお持ちの方も楽しめる、簡単でおいしいレシピが満載です。

プラントベースのミルフィーユ

いろいろなテーマに沿ったプラントベースのレシピ特集ならこちら！
日々のお菓子やパン作りに、プラントベースの選択はいかがでしょうか。

有名シェフとの対談やレシピに関する記事、各商品を使ったレシピコラムなど、プラントベースに役立つ情報をそろえました。

「大豆ミートでいつもよりヘルシーな料理を作ってみたい！」「植物性のバターでやさしい味わいのお菓子づくりにチャレンジしたい」など、手軽に取り組めることがプラントベースの魅力のひとつ！
最近では色々な種類のプラントベースフードが発売されていますので、ぜひ色々と試してみて下さいね。

参考文献

不二製油「急拡大する大豆ミート市場」
環境省　仮想水計算機
植物性料理研究家協会「プラントベース食が地球環境に優しい３つの理由」
野村総合研究所「迫りくるプロテインクライシス」
厚生労働省（e-ヘルスネット）「食物繊維」
厚生労働省eJIM「ビタミンB12」

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