「おいしくて、食べ過ぎても次の日、体が重くならない!」と評判の今井ようこ先生のお菓子。ここでは、手順はシンプルで、それでいて見た目は華やかな、体にやさしいおやつを紹介します。実際の作業時間は20分でOK。簡単だから、思い立ったらすぐに作れます。

表面は香ばしく、中はしっとりで、ベーゼルナッツプードルを使っているからコクと甘い香り。卵やバターを使っていないのに、こんなにおいしいなんて！今回は、そんな人気のマドレーヌにジャムやチョコレートを忍ばせて、さらにワンランク上の味を目指します。

ジャムとチョコのマドレーヌ

今井ようこ

・オーブンは180〜190℃に予熱する。
・マドレーヌ型に米油を薄くぬり、余分な油はペーパータオルで拭き取る。

生地を作る
【1】ボウルにAの薄力粉をふるい入れ、残りのAを加えてゴムベラで均一に混ぜる。

【2】別のボウルにBの材料を入れ、泡立て器でよく混ぜる。

【3】1に2を加え、切るようにしてよく混ぜ合わせる。

【4】とろりとなめらかになったら生地のでき上がり。

型に流して焼く
【5】生地を型の半分程度まで入れ、そのうち3つにはジャム小さじ1/4をのせる。残り3つにはチョコレートを2ｇずつのせる。

【6】残りの生地を均等にのせる。

【7】180〜190℃のオーブンで12〜13分間焼く。

【8】すぐに型からはずし、網などにのせて粗熱をとる。

半分に割るとこんな感じ。ジャムとチョコ、どちらもマドレーヌに合う。

今井先生おすすめは、ラズベリージャムのほか、アップルシナモン、梅ジャム、ピーナッツバターなど。

cotta マドレーヌ型 6個取

かわいいシェルの形のマドレーヌが焼けるマドレーヌ型。一度に6個作ることができます。

「米粉のドーナツ」
2023/10/19(木)公開予定。お楽しみに!

PROFILE
製菓学校を卒業した後、(株)サザビーリーグに入社、アフタヌーンティー・ティールームの商品企画・開発を担当。 その後、独立。現在は商品開発やメニュー開発、焼き菓子の受注を行うほか、マクロビオティックをベースにした料理教室「roof」主宰。著書に『いちばんやさしい米粉のおやつ』(家の光協会)、『豆腐・豆乳・豆乳ヨーグルトのおやつ』(文化出版局)、『ヴィーガンサンドイッチ』(東京書籍)などがある。

撮影/田中舘 裕介　取材・文/松原 京子

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