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コツを知ろう!クリームパンの成形方法

date
2018/12/03
writer
chiyo
category
パン作り

クリームパンを作るのって難しい?

クリームパンといえば、思い浮かべるのがグローブ型。
簡単そうに見えてなかなか難しいこの成形。

今回は、クリームパンについて、きれいでかわいい成形方法を中心にご説明します。

クリームパンの成形方法

「クリームたっぷり♡クリームパン」のレシピを使用して、成形方法を詳しくご紹介♪
詳しいレシピページはこちら

作り方

  1. 分割、ベンチタイムまではレシピどおり。
  2. 生地のとじ目を上向きにしてパンマットの上に置き、軽く手で押さえる。
  3. めん棒を上下に一度かける。

    分割した全ての生地に、めん棒をかける。
  4. 再度めん棒を上下にかけて、縦15cm×横8cmの楕円形にする。

    使用レシピはバターの量も多めなので、生地も比較的伸びやすく、包みやすいかと思います。
    無理せず生地を休めながらゆっくり伸ばしていってください。
  5. クリームを絞る。
    絞り袋に丸口金10mmをセットし、そこにクリームを入れて絞る。

    *こんもりと高さが出るように絞る。

    *生地の端にはクリームがつかないように気をつける。
    端にクリームが付いてしまうと生地がくっつかず、とじにくくなります。
  6. 下の生地をかぶせて、しっかりとじる。

    *親指で押さえるようにとじていくとやりやすいです。
  7. スケッパーで切り込みを入れる。
    まず中央に切り込みを入れ、左右2か所ずつ切り込みを入れる。

    *切り込み幅は約1.5cm程度。
  8. オーブンシートを敷いたオーブン皿にのせる。
    *しっかりとじていればクリームが出てくることはありません。
  9. 二次発酵。
    35℃で約30分間程度を目安にしてください。
  10. 照り卵を塗り、スライスアーモンドをおく。

    *卵は割りほぐした後に一度こしておくと塗りやすくなります。
    生地はオーブンの中で大きくなるので、照り卵を下の方までしっかり塗っておくときれいに仕上がります。
  11. 焼成する。
    電気オーブン200℃で13分間。
    ガスオーブン180℃で10分間。
    お使いのオーブンによって温度と時間を調整してください。

クリームパン作りのコツ

ポイント

・カスタードクリームはかために作る。

・温かいクリームだとやわらかく絞りにくいので、しっかり冷やしておく。

・生地は無理せず休ませながら縦長に伸ばす。

・カスタードクリームは絞り袋に入れて絞る。

少し手間ですが、絞り袋に入れたほうがクリームをこんもりと置けるので、縁に付く心配が少なくなります。

クリームがはみ出してきた生地を無理やり包むと…、

生地が引っ張られて傷んでしまいます。

うまくクリームを包めなかったときは、そのまま焼くとクリームが出てきてオーブンシートが汚れてしまうので、下にアルミカップを敷くことをおすすめします。

出てきてしまったクリームも、オーブン皿から一緒に取り出すことができますよ。

クリームの量

たくさんのクリームが入っているクリームパンはかなり魅力的。
ただ、クリームを入れすぎると生地がとじにくくなるので調整が難しいところです。

基本的には生地量と同量か少し多いぐらいが入れやすく、適度なボリュームも出て作りやすいかと思います。

クリーム量の比較

クリーム30g

クリーム55g

クリーム85g

クリームの量加減

生地とクリームは同量から練習し、多いのがお好みでしたら少しずつ増やしてみてください。
50gの生地量でしたら60gぐらいまでなら比較的包みやすいかと思います。

クリームが少ないものは包みやすいですが、見た目のぷっくり感も減ってしまい、少しさみしい膨らみになります。

上記のポイントを守って丁寧に包めば、85gのクリーム量でも包めます。
クリームたっぷりがお好みの方は、チャレンジしてみてください。
成形後はかなりパンパンになりますよ♪

クリームパンを作ってみよう!


シンプルなパンだけに、きちんと作るのが難しいクリームパン。
ゆっくり焦らず丁寧に!を心がければ、きれいなクリームパンが作れます。

乾燥する季節になってきましたので、成形に影響しないよう、生地の乾燥に注意してください。
思った以上にきれいなクリームパンが焼けるはず♪

【おすすめの特集】手作りパンの特集はこちら
date
2018/12/03
writer
chiyo
category
パン作り
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口に入れた瞬間に笑顔いっぱい広がるようなお菓子やパン作りまたそれを伝えていきたいと思ってます。不定期にお菓子教室開催。

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