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冬至の日のお供に。ゆずのロールケーキレシピ

date
2018/12/15
writer
an
category
お菓子作り

冬至といえばゆず

2018年12月22日は冬至の日。
冬至の日は体を温めるゆず湯が思い浮かびますね。

ゆずといえば、この時期はお庭にたくさん実っていたり、近所の方からお裾分けでたくさんいただいたりするご家庭も多いのではないでしょうか?
今年の冬至はゆずをお菓子でも楽しんでみませんか?

今回はゆずの皮も果汁も使う、ゆずのロールケーキの作り方をご紹介します。

ゆずのロールケーキの作り方

数量

27×27cmの天板1枚分

生地を作る

材料

  • 卵白…Lサイズ3個分
  • グラニュー糖…25g
  • 卵黄…Lサイズ3個分
  • 太白ごま油…30g
  • グラニュー糖…60g
  • ゆず果汁…50g(ゆず1.5~2個分)
  • ゆずの表皮のすりおろし…1.5~2個分
    *ゆずの表皮は、ゆずの果汁を搾ったものを使います。
    白い部分は苦みが出るので、香りの強い黄色い部分だけをすりおろすようにしましょう。
  • 薄力粉…60g
  • ベーキングパウダー…2g

下準備

  • 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
  • 型にオーブンシートを敷いておく。
  • オーブンは180℃に予熱する。

作り方

  1. 冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立てる。
    白っぽくなったら、グラニュー糖を3回に分けて加え、その都度しっかりと泡立てる。

    持ち上げたときにツノがぴんと立ち、少しおじぎをするくらいのかたさのメレンゲを作る。

    *泡立て過ぎてぼそぼそにならないように注意する。

  2. 別のボウルに【卵黄・グラニュー糖】→【ゆず果汁・ゆずの表皮のすりおろし・太白ごま油】→【ふるっておいた薄力粉・ベーキングパウダー】→【メレンゲの1/3量】の順に入れていく。

    材料を加える都度ダマができないよう、なじんで滑らかになるまで混ぜる。
  3. 残りのメレンゲを全て加える。
    右手でゴムベラを持ち、生地の中央にゴムベラの側面から切るように入れる。

    左手をボウルに添えて手前に少しずつ回しながら、ボウルの底からゴムベラの面で生地をすくって返すように、大きく混ぜる。


    *メレンゲの白い筋が見えなくなり、ゴムベラを持ち上げたときにりぼん状に跡が残る状態になったらOK。それ以上混ぜすぎないようにする。

    *メレンゲの粒が残っている場合は、ゴムベラの先でなじませる。

  4. ゴムベラを使い、残りの生地をやや高めの位置から型に流し入れる。
    カードで表面をならし、4~5cmの高さから落として大きな気泡を抜く。
  5. 予熱が完了したオーブンに入れて、15~17分間焼く。
    焼成後の焼き色が淡くても、竹串を刺して生地が付いてこなければ取り出してOK。

仕上げ

材料

  • 生クリーム…130g
  • グラニュー糖…13g

作り方

  1. 生地が冷めたら、生クリームにグラニュー糖を加え、8分立てにする。
  2. 生地より大きめの新しいオーブンシートを用意する。
    焼き目を上にして生地をのせ、巻き始めと巻き終わりの生地を斜めに切り落とす。
  3. クリームを塗り広げ、オーブンシートを持ち上げるようにして芯を作り、一気にくるっと巻く。
  4. 巻き終わりはカードを使って、オーブンシートを底面に押し込むように、しっかりと形を整えて冷蔵庫で冷やす。
  5. お好みの大きさにカットする。
    一切れごとにナイフの刃にお湯をかけて温め、キッチンペーパーや清潔な布巾などで拭いて切り分ける。

ゆずのロールケーキの楽しみ方

お菓子作りによく使われるかんきつ類の定番といえばレモンですが、ゆずも同じように皮をすりおろしたり、果汁を搾ったりしてお菓子作りに使うことができます。
ゆず特有の爽やかな香りは、冬を感じるお菓子作りにうってつけです。

ご紹介したロールケーキは、かんきつの香りと相性の良い紅茶や、ハーブティー(カモミールやレモングラスなどの色味が淡いもの)と合わせるのもおすすめですよ。

ゆずは、冬を感じるお菓子作りにぴったり

何かと気忙しい年末ですが、ゆずの香りにはリラックス効果もあるといわれています。
ゆずのお菓子とお茶で一息ついて、慌ただしい時期を乗り切りましょう。

【おすすめの特集】ロールケーキロールケーキの特集はこちら
date
2018/12/15
writer
an
category
お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
an

自家焙煎珈琲専門店にて、焼き菓子作りやレシピ作成等を担当中。コツやポイントの理由を明確にしたレシピ作成を心がけています。

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