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ヨーグルトパンのレシピ【仕込み水にヨーグルトを使おう!】

date
2022/08/29
writer
eri
category
パン作り

仕込み水にヨーグルトを使ったパン作り

ヨーグルトは、牛乳を乳酸発酵させた発酵食品。
パン生地に使うと、ヨーグルトの乳酸菌の風味が加わり、より芳醇な味わいが楽しめます!

今回は、ヨーグルトを仕込み水に使ったパンのレシピをご紹介します。

使用するヨーグルトについて

ヨーグルトは、種類によって水分量が違います。
今回のレシピで使用したのは、明治ブルガリアヨーグルトのプレーンタイプです。

甘酸っぱい♪レモンヨーグルトブレッドのレシピ(6個分)

レモンを合わせた、ちょっぴり酸味のあるヨーグルトパンのレシピをご紹介します!

クリームチーズフィリングを作る

クリームチーズフィリングは、パン生地の一次発酵中に作ると、スムーズです。

材料

  • クリームチーズ…80g
  • 砂糖…20g
  • 全卵…8g
  • レモン果汁…5g
  • レモンピール…50g
おすすめのアイテム
レモンピール 100g (P)

下準備

  • レモンピールは水で洗い、ペーパーで水気を拭き取っておく。

作り方

  1. ボウルにクリームチーズを入れ、ゴムベラでやわらかくなるまで練る。
    砂糖を加えてしっかり混ぜたら、卵を数回に分けて加え、その都度混ぜ込んでいく。

  2. 水気をとったレモンピールとレモン汁を加えて混ぜ、最終的にしっかり混ざったのを確認する。

  3. しぼり袋に入れ、冷蔵庫で冷やしておく。

パン生地を作る

材料

  • 強力粉…170g
  • 塩…2.5g
  • 砂糖…20g
  • インスタントドライイースト…2.5g
  • プレーンヨーグルト…95g
  • 卵…17g
  • 無塩バター…17g

作り方

  1. 強力粉からイーストまでの材料をホームベーカリーやこね機にセットし、ヨーグルトと卵を加えてスイッチを入れる。
    8分ほど経ったらバターを投入し、さらに10分間程度こねる。

    *生地の表面がつるんとして、弾力がある状態までこねましょう。

  2. こね上がったら、きれいに丸め直してボウルに入れてラップをかぶせる。
    35℃に設定したオーブンや発酵器で、生地が2倍程度の大きさになるまで一次発酵させる。

    *目安時間は35~40分間。
    季節によって発酵具合は変わるので、温度や時間は目安にしていただき、膨らんだ状態を見て調整してください。

  3. パン生地の一次発酵完了の確認をする。
    発酵完了の目安は、人差し指の先に粉をつけて、生地の真ん中にさして抜く。指をさした穴の跡が残っている状態であれば発酵完了(フィンガーテスト)。

  4. 手で軽く生地を押して、ガス抜きをする。

  5. カードで生地を6等分にカットし、量りを使って同じ重さになるように調整する。
    *生地をあまり細かく切り刻まないように注意!

  6. 生地を丸め、乾燥しないように、ラップやかたく絞ったぬれ布巾をかぶせておく。室温に15分間ほど置く(ベンチタイム)。

成形して焼き上げる

材料

  • アーモンドスライス…適量
  • ピスタチオ…適量

作り方

  1. 最初に丸めた生地を取り出し、軽く押さえてガス抜きをしたら、めん棒を使って直径10cmくらいの丸にのばす。

  2. イングリッシュマフィン型にスプレーオイルを塗り、のばした生地を入れて指で厚みをそろえる。

  3. 生地が2周り程度膨らむまで、オーブンの発酵機能35℃で20~25分間かけて発酵させる。
    生地の乾燥が気になるときは、霧吹きで水をかける。

    *オーブンの発酵機能で発酵させる場合は、予熱時間を考慮して早めにオーブンから室温に出す。後は、室温で発酵させる。

    オーブンの予熱温度は190℃。天板を下段に入れて予熱する。

  4. 二次発酵完了。
    *二次発酵完了の目安は、生地がふっくらとして、発酵前の1.5倍くらいに膨れていればOK。

  5. 生地の真ん中を指でくぼませ、周りの膨らんでいる部分にハケで卵を塗る。

  6. くぼみの部分にクリームチーズフィリングを絞り、アーモンドスライスを周りにトッピングする。

    180~190℃で約15分間焼成する。
    *10分間程度焼成したら素早く焼き色を確認し、焼きムラがあるようなら、奥と手前を入れ替える。

  7. 焼き上がり。型から出し、お好みでピスタチオをのせる。

  8. 完成。

仕込み水にヨーグルトを使うことで得られる2つの効果

パン生地にヨーグルトを加えることで得られる効果を解説します。

効果1.乳酸菌のうまみでおいしさUP

仕込み水にヨーグルトを使用すると、乳酸菌のうまみが加わり、おいしく仕上がります。

効果2.発酵が進みやすい

ヨーグルトは乳酸菌を含むため、パン生地が酸性側に傾きます。
イーストは弱酸性でよく働くため、発酵が進みやすくなるという効果が。

過発酵になりやすいともいえるので、発酵時には気をつけてくださいね。

乳酸菌効果でおいしさUP!ヨーグルトでパンを楽しもう!

ヨーグルトは、冷蔵庫に常備されているという方も多いのではないでしょうか。

ヨーグルトを使った、爽やかでしっとり食感が楽しめるパン、ぜひ試してみてくださいね!

date
2022/08/29
writer
eri
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
eri

おいしい!楽しい!が大好き。 パンやお菓子作りを通して幸せな時間をお届けできたら。 パンお菓子教室Esweetsを主宰しています。

コメント

さーちゃんさん

2024/01/21 16:41

ヨーグルトと少しの卵で生地が出来るのがビックリしました。ただ 寒い時期のせいか 発酵がなかなか進まなかったので焦りました(⁠^⁠^⁠)お味は、とても美味しかったです!!

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