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夏野菜を使ったピクルスレシピ

date
2018/07/20
writer
森嶋マリ
category
その他

今年も暑い夏がやってきた!

四季の中で、夏がいちばん好き――そんな私でも、ここ数年の酷暑はさすがにぐったりしたりします。

暑くて食欲がない。夏バテしそう。そんなときには、すくすくと育つ夏野菜から元気を分けてもらいましょう。
採れたてをそのまま食べるのもおいしいけれど、爽やかなピクルスもおすすめ。

今回は、夏野菜をたっぷり使ったピクルスの作り方をご紹介します。

夏野菜のミックスピクルスの作り方

ピクルスといえば、まっさきに思い浮かぶのは、ハンバーガーに入っているキュウリのピクルスという方も多いかもしれません。スーパーでも瓶詰めのピクルスをよく見かけます。

でも、あんなふうに常温で長期保存ができるピクルスを自宅で作るのは大変。
というわけで、未開封の状態で冷蔵庫でひと月ほど保存できるピクルスを作ってみましょう。

材料(出来上がり量:約800mlの瓶1個分)

野菜

  • キュウリ…2本
  • ズッキーニ…1本
  • パプリカ(赤・黄色)…各1個

ピクルス液

  • 水…150cc
  • 酢…150cc
  • 砂糖…25g
  • 塩…10g
  • 黒こしょう…10粒
  • 鷹の爪…1~2本
  • ローリエ…2枚
  • お好きなスパイス…適量

下準備

  • 保存瓶を煮沸消毒、または、パストリーゼで消毒する。
  • 鷹の爪の種を取り除く。

作り方

  1. キュウリ・ズッキーニ・パプリカをきれいに洗い、大きめの乱切りにする。
  2. 大きめの鍋に湯を沸かして野菜を入れ、再度湯が沸騰したら、野菜をザルにあけて水気を切る。
  3. 小鍋にピクルス液の材料を全て入れ、沸騰させて砂糖を完全に溶かす。
  4. 保存瓶に野菜を詰めて、熱いピクルス液を注ぎ、ふたをする。

「夏野菜のピクルス」の詳しいレシピページはこちら

目にも鮮やか、ミニトマトとミョウガの赤いピクルスの作り方

すぐに食べきるから、ひと月も保存する必要はないということなら、ピクルス作りはさらに簡単。
保存容器も消毒は不要。きれいに洗ってあればOKです。殺菌のために野菜を湯がく手間もいりません。

材料(300mlの保存容器1個分)

野菜・スパイス

  • ミョウガ…5個
  • ミニトマト…10個
  • 黒こしょう…5粒
  • 鷹の爪…1本
  • ローリエ…2枚
  • お好きなスパイス…適量
  • *今回はクローブ1個、キャラウェイシードひとつまみを加えています。

ピクルス液

  • 酢…120cc
  • 水…120cc
  • 砂糖…25g
  • 塩…3つまみ

作り方

  1. ミョウガをきれいに洗い、縦半分に切って塩を振ったらしばらく置き、水気を拭き取る。
  2. ミニトマトをきれいに洗い、ヘタを取る。
  3. *皮が気になる場合は、湯むきをする。

  4. 小鍋にピクルス液の材料を全て入れ、沸騰させて砂糖と塩を完全に溶かす。
  5. 保存容器に野菜とスパイス類を入れ、熱いピクルス液を注いだら、ふたをする。

冷蔵庫で保存して、1週間以内に食べきりましょう。

「ミニトマトとミョウガのピクルス」の詳しいレシピページはこちら

手抜きピクルスの作り方

ピクルス液を火にかけるのもおっくうなほど暑い日には、完全手抜きのピクルスです。

味を見ながら、すし酢に水を少々加えて、甘味が欲しければ、はちみつを少々。そして、市販のピクリングスパイスを一振り。
そんなお手軽ピクルス液に余り野菜を漬ければ、お手軽ピクルスの完成です。

野菜が漬かるまで2、3時間常温で置いておき、その後、冷蔵庫で保存します。
長期保存には向きませんから、3日以内に食べきってくださいね。

ピクルスが余ったら

肉料理や魚料理の付け合せにしたり、パスタやカレーに添えたりと、たいていの料理に合うピクルス。

それでも、少し余ってしまったときには、刻んでドレッシングに混ぜれば、いつもよりちょっとおいしいサラダが食べられます。

市販のピクルス代わりにハンバーガーに忍ばせたり、ザワークラウト代わりにホットドッグに入れたりすれば、これまたワンランクアップのランチになります。

爽やかなピクルスで、夏バテ知らず

スーパーマーケット・農家の直売所・家庭菜園と、夏になるといたるところでカラフルな野菜を見かけます。

ビタミン豊富な野菜と、食欲を増進させてくれるお酢、抗菌作用や血行促進効果があるスパイスの三つが合わさったピクルスは、暑い夏にうってつけ。

甘酸っぱくて爽やかなピクルスを食べて、暑い夏もアクティブに過ごしましょう。

date
2018/07/20
writer
森嶋マリ
category
その他
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パンとお菓子作りが趣味の翻訳家。食べてくれた家族や友人が「おいしい」と笑顔になるのが、何よりも幸せ。

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