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世界のお菓子Part3~北欧・アジアの旅

date
2017/08/18
writer
chiyo
category
お菓子作り

お菓子で巡る世界旅行

こんにちは、chiyoです。
 
今回紹介するのは、「北欧の伝統菓子、トスカケーキ」 「ベトナムのプリン、バイン・フラン」 「アジアンスイーツの定番、杏仁豆腐」の3つです♪
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まずはフランスから北上して北欧へ。
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冬がとっても長い国々ですが、なぜかアイスクリームの消費が世界でもトップクラス。雪の風景を見ながら、暖かい部屋で冷たいアイスクリームを食べるのが流行っているみたいです。

北欧の伝統菓子・トスカケーキ

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可愛すぎる北欧デザイン。雑貨などは日本にも沢山入ってきていますが、食べ物は少ない気がします。
 
そんな北欧で人々に親しまれているのが、たっぷりのアーモンドスライスを乗せて焼いたトスカケーキです。

トスカケーキの特徴

「トスカ」といえば何となくイタリアを連想させますが、その由来ははっきりしていないそうです。
 
北欧でよく食べられる焼き菓子の1つで、しっとり生地の上にアーモンドたっぷりのトッピングを乗せた伝統のケーキです。

材料(15cmのデコ型1台分)

  • 卵…65g
  • グラニュー糖…60g
  • 溶かしバター…70g
  • 生クリーム…30g
  • 牛乳…30g
  • 薄力粉…90g
  • アーモンドプードル…20g
  • ベーキングパウダー…3g

トッピングの材料

  • グラニュー糖…30g
  • 生クリーム…25g
  • 薄力粉…10g
  • アーモンドスライス…40g
  • 20170622_chiyo_1

作り方

  1. 卵をボールに入れほぐす。その中にグラニュー糖を入れてハンドミキサーでトロッとするまで泡立てる。
  2. アーモンドパウダー、バター、生クリーム、牛乳の順で加えて混ぜる。
  3. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、それを2に入れてさっくり混ぜる。
  4. 予熱したオーブンで170℃で30分程度焼く。
  5. 焼いている間にトッピングを作る。全ての材料を鍋に入れて炊く。
  6. 焼き上がったケーキの上に5のトッピングを乗せて190℃で20分焼く。
  7. 20170718_chiyo_5



いよいよ旅も終盤を迎えます。最後は、アジア大陸!湿度が高くむしむしとしたイメージのアジア。そんな気候もあってか冷たいお菓子がよく作られ好まれているようです。
まずは、ベトナムにいきます!
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ベトナムのプリン、バイン・フラン

20170622_chiyo_4
ベトナム料理はヘルシー。このイメージ、かなり浸透しているように思います。
旅行から帰ってきて太らなかったのはこの国ぐらいだったこともあり、まさにイメージ通りだった事を痛感させられました。

バイン・フランの特徴

ヘルシーなイメージのベトナムでも、練乳をたっぷり加えて飲むベトナムコーヒーはかなり甘いです。そんなコーヒーを使ったプリンが屋台でも売られています。「これ!甘そう〜」って思いがちですが、意外や意外!

気になるお味は、ぜひ作ってみてください。
キャラメルが濃いので、上からクラッシュアイスをいっぱいかけて一緒に食べるのがオススメです。暑い国ならではの食べ方です。

材料

  • 卵…2個(120g)
  • 牛乳…200g
  • コンデンスミルク…120g
  • グラニュー糖…25g
  • 水…8g
  • インスタントコーヒー…5g
  • お湯…10g
  • 20170622_chiyo_3

作り方

  1. キャラメルを作る。コーヒーをお湯で溶かし、濃いコーヒー液を作る。
  2. 鍋にグラニュー糖と水を鍋に入れ焦がしていく。茶色になってきたら火を止めて、コーヒー液を入れて混ぜる。
  3. プリンカップにキャラメルを等分して入れておく。
  4. プリンを作り蒸す。ボールに卵を入れほぐしコンデンスミルクを入れて混ぜる。
  5. 温めておいた牛乳を入れてよく混ぜて、濾す。
  6. キャラメルの入ったカップにプリン液を流し入れる。
  7. ごく弱火で約15分蒸す。
  8. しっかり冷ましてからカップから出す(できれば1日冷蔵庫で休ませておいた方が出しやすい)。
  9. クラッシュアイスを乗せても、そのままでも美味しく食べられます。

クラッシュアイスの作り方

厚手のビニール袋に氷を入れてゴムなどでしっかりくくる。タオルを巻いてめん棒や、すり棒などで叩く。細かくなったら出来上がり。
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「ベトナムのプリン バインフラン」の詳しいレシピページはこちら

 
最後は中国にやってまいりました。
中国からは、とても馴染みの深いデザート、杏仁豆腐を紹介します。
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アジアンスイーツの定番、杏仁豆腐

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中華料理のデザートには欠かせませんよね。本場では、糸寒天を使ってかために固めて菱形にカットしたものを、フルーツやシロップと食べるのです。

杏仁豆腐の特徴

今回はゼラチンを使い、プルンプルン感をいっぱい出してます。生クリームの濃厚さも美味しさの秘訣です。

材料

  • 杏仁霜…30g
  • 生クリーム…50g
  • 牛乳…250g
  • グラニュー糖…20g
  • ゼラチン…5g
  • 冷水…25g
  • 20170622_chiyo_5

下準備

ゼラチンを冷水でふやかし冷蔵庫に入れておく。

作り方

  1. 鍋に生クリーム牛乳、グラニュー糖、杏仁霜を入れ弱火にかける。
  2. 砂糖が溶けたら80℃まで下げて下準備でふやかしたゼラチンを入れる。
  3. 氷水をあてて40℃まで冷ます。
  4. カップなどに入れて冷蔵庫で固める。
  5. 20170622_chiyo_6



ついに、日本に帰還です。
こうして世界をお菓子で周って改めて日本の食文化の多様性に驚きました。
 
いろんな国の「美味しい」がいっぱい入ってきてそれを私たちの口、風土に合うように変えてきています。良いとこどりをかなりしてる気がします。
 
先日、友人がこんな事を教えてくれました。
「ヨーロッパやアメリカは料理にお砂糖を使うことが少ない。だからデザートが甘くしっかりとした味が多い」と。
 
でも、日本はすき焼きを筆頭に砂糖たっぷりの食事が多いです。そんなご飯の後でも甘いケーキは別腹になった私たちの味覚。
かなり洗脳されてますよね。体が大丈夫か心配にもなりますが、私はそんな日本の食文化が大好きです。
 
いろんな国の「美味しい」をこの国でいっぱいこれからも作って食べていきたいと思います!!
20170622_chiyo_7

date
2017/08/18
writer
chiyo
category
お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

口に入れた瞬間に笑顔いっぱい広がるようなお菓子やパン作りまたそれを伝えていきたいと思ってます。不定期にお菓子教室開催。

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