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ミニトマトを使ったジャムレシピ

date
2018/09/06
writer
an
category
お菓子作り

収穫したミニトマト、そのまま食べるだけではもったいない

この時期、家庭菜園でミニトマトを育てている方も多いと思います。
我が家でも、庭の鉢に植えているミニトマトがたくさん実をつけています。

次々と熟すものの、サラダなどに添えて食べるだけでは消費が追い付かない、という方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、生のトマトとは一味違う、甘酸っぱくてフルーティーなジャムを作ってみませんか?

フルーツのジャムはお菓子作りの材料として使うと思いますが、ミニトマトもジャムにすれば幅広いアレンジが可能です。

ミニトマトジャムの作り方

今回の工程写真で使用しているのは、黄色いアイコトマトです。

材料(出来上がり量 約90~100g分)

  • ミニトマト…皮をむいた状態で150g
  • *余裕をもって、ヘタと皮が付いた状態で200gほど準備しておきましょう

  • グラニュー糖…50~60g(トマトの重さの約30~40%)
  • レモン汁…5g(トマトの重さの約3~5%)

使用する道具

  • ほうろうの小鍋(重さを量っておく)
  • 耐熱ゴムベラ
  • はかり
  • ブレンダー(あればスティックタイプがおすすめ)
  • ナイフ
  • ザル
  • 保存瓶(煮沸消毒しておく)

作り方

  1. 鍋に湯を沸かし、その間にミニトマトのヘタを取り、皮に浅い切り込みを縦に1本入れておく。
  2. 沸騰したお湯の中にミニトマトを入れ、数秒後、切り込みを入れた皮の部分がめくれてきたら冷水に取り、皮をむく。
  3.  
    *軽くつまむと、つるんと皮がむけます。
    *皮をむいたこの状態で150g準備する。

  4. 皮をむいたミニトマト・グラニュー糖・レモン汁をほうろうの鍋に入れて弱火にかけ、ミニトマトがやわらかくなったらブレンダーで滑らかにする。
  5.  
    *ブレンダーがない場合、木ベラなどでつぶしながら煮込むと、果肉感を楽しめるジャムに仕上がります。

  6. あくを取りながら、全体量が半量になるまで煮詰める。
  7. 煮詰めながら、たまに小鍋ごと重さを量り、小鍋の重さ+出来上がり量の数値になったら出来上がり。
     
    煮沸消毒した瓶に熱いうちに詰めて、ふたをして冷ます。

この方法で作ると、毎回仕上がりにばらつきが出ません。
例えば、鍋の重さが730gで約100gまで煮詰めたい場合は、830gになれば出来上がりです。

ミニトマトの種を取り除きたい場合は、出来上がりのタイミングでこし、種以外はゴムベラでしっかりとはらって戻し入れます。

トマトのゼリー状の部分にはペクチンが多く含まれていて、煮詰める前にこしてしまうと、とろみがつきにくくなるため、種を取り除きたい場合はこのタイミングでこします。

種を取り除くと出来上がり量は10gほど減り、ややさらっとした仕上がりになります。

種は取り除かなくても気になることはなく、果肉感を楽しむことができます。

保存について

出来上がったジャムは、冷蔵庫で1~2週間は保存が可能です。
雑菌の繁殖を防ぐため、口をつけたスプーンなどは絶対に使わないようにしましょう。

糖分が高くないため長期保存には向きませんが、素材の風味を生かした甘さとなっています。

フルーツジャムと同じように使えます

野菜を使ったスイーツ作りに挑戦してみたいという方も、フルーツジャムと同じように使うことで、簡単にトマトスイーツを作ることができますよ。

必要に応じてジャムをお湯で溶きのばせば、デザートソースになります。
甘さが足りないようなら、グラニュー糖を加えて加熱して溶かせばOK。

甘酸っぱく爽やかで、色もかわいいので、ミルクプリンやフロマージュブランなどの白いスイーツに合います。

もちろん、そのままトーストやスコーン、パンケーキなどに添えるのもおすすめです。

まとめ


赤や黄色のビタミンカラーは、まだまだ暑いこの時期にぴったり。

分量や出来上がり量は目安ですので、ミニトマトの品種や酸味、またお好みに合わせてグラニュー糖の量や煮詰め具合は加減してくださいね。
ぜひ、いろいろなアレンジでお楽しみください。

【おすすめの特集】ジャムレシピジャムレシピの特集はこちら
date
2018/09/06
writer
an
category
お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
an

自家焙煎珈琲専門店にて、焼き菓子作りやレシピ作成等を担当中。コツやポイントの理由を明確にしたレシピ作成を心がけています。

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