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ステンレス製?ポリカーボネート製?ボウルの使い分け方

date
2019/04/18
writer
chiyo
category
お菓子作り, パン作り

種類豊富なボウルを使い分け

一言で「ボウル」といっても、いろいろな素材のものがあります。
ステンレス・ガラス・ポリカーボネート・ほうろう…。

いつもどんなボウルで作っていますか?
素材の違うボウルは使い分けていますか?

今回は、ステンレス製とポリカーボネート製のボウルについて詳しく解説します。

ステンレス製ボウルとポリカーボネート製ボウルのメリット・デメリット

ステンレス製とポリカーボネート製。
2種類のボウルのメリットとデメリットをまとめてみました。

ステンレス製ボウル

おすすめのアイテム
18-8ボール 18cm
18-8ボール 21cm

メリット

  • 熱伝導が良い
  • 落としても割れない
  • 軽い
  • 製品の種類が多く、購入するときの選択肢が多い
  • デメリット

  • 電子レンジが使えない
  • ハンドミキサーなどで泡立てると、金属の色が食材に移ることがある
  • ポリカーボネート製ボウル

    メリット

  • 電子レンジにかけられる
  • 落としても割れない
  • 軽い(ステンレスより軽い)
  • 透明なので、ボウルの中の様子が見やすい
  • 安価
  • デメリット

  • 使っているうちに細かい傷が目立つようになる
  • 素材別の使い方

    実際にお菓子作りやパン作りに使うときは、どのように使い分けるのがいいか迷いますよね。
    私が実際に行っている使い方をご紹介します。

    ステンレス製ボウルの使い方

    ステンレス製ボウルの最大のメリットは熱伝導が良いこと。
    これは、温度管理が必要なお菓子作りにはとても重要なポイントです。

    湯せんにかけるような作業にはステンレス製ボウルがおすすめ。
    チョコレートを湯せんにかける際は、余熱で溶けてくれるので熱を加えすぎる心配が少なく、作業性がかなり良いと思います。

    同様に、冷やすときにもステンレス製ボウルは最適。
    ゼラチンなどの凝固剤の入ったクリームを冷水に当てて冷やすときも、短い時間で済みます。

    ポリカーボネート製ボウルの使い方

    ポリカーボネート製ボウルの最大の特徴は電子レンジにかけられること。

    ガラス製のボウルも電子レンジで使用できますが、やたら重かったり、ボウル自体が熱くなったりするので持つのに苦労することが。

    その点、ポリカーボネート製ボウルは非常に軽く、ボウル自体も熱くなりにくいので作業がスムーズ。
    クリームチーズを電子レンジにかけるときなどにも使え、そのまま混ぜることができます。

    仕込み水を電子レンジで温めることができるので、寒い時期のパン作りにもとても便利。
    普段のお料理作りの際も、電子レンジにかけられると出番が多くなると思いますよ。

    また、素材が透明なことも重宝するポイント。
    透明だとパンの発酵具合も一目瞭然。
    裏から眺めることもできますし、発酵の見極めが楽にできるかと思います。

    ベンチタイムのときなども、生地にボウルをかぶせて置いておけばOK。
    透明なポリカーボネート製ボウルなら、いちいちボウルを動かさなくても生地の状態を確認することができるのです。

    中が見える安心感、とてもいいですよ。

    ポリカーボネートの傷について

    ポリカーボネート製のボウルは、使い込むとかなりの傷が入ります。
    写真は新品との比較。並べるとよく分かりますね。

    傷が目立つというデメリットは、安価というメリットでカバーできるのではないかと思います。
    買い替えやすい値段設定ですので、傷が目立ってきたら購入を検討するのも良いのではないでしょうか。

    上手にボウルを使い分けよう


    基本的に私は、お菓子作りにはステンレス製ボウル、パン作りにはポリカーボネート製ボウルを使っています。

    お菓子作りやパン作りにおいて、道具選びが出来上がりを左右することも多々あるはず。
    適切な素材のボウルを選ぶことによって、今まで以上にスムーズに作業が進みます。

    このコラムを参考に、それぞれの特徴を理解して使いこなし、より楽しく、そしておいしいお菓子やパンを作ってもらえたらうれしいです。

    date
    2019/04/18
    writer
    chiyo
    category
    お菓子作り, パン作り
    注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

    口に入れた瞬間に笑顔いっぱい広がるようなお菓子やパン作りまたそれを伝えていきたいと思ってます。不定期にお菓子教室開催。

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