一種類の生地でお総菜パンも菓子パンも楽しもう
一種類の生地でいろいろなパンが作れたら、パン作りがもっと楽しくなりますよね。
今回はお総菜パンにも菓子パンにも使える、リッチなパン生地のレシピをご紹介します。
一種類のパン生地から、ハムマヨコーンやシナモンロールを作りましょう!
ふわふわやわらか♪基本のパン生地
材料
- 強力粉(春よ恋)…200g
- イースト…3g
- 砂糖…20g
- スキムミルク…6g
- 塩…3g
- 全卵…25g
- 無塩バター…25g
- 水…105g
下準備
- 卵とバターは室温に戻しておく。
- 水は30~35℃に温めておく。
作り方
- ボウルに強力粉から全卵までの材料を入れる。
*イーストと砂糖は隣同士に。卵はくぼみを作って、他の材料と離して入れる。
- 水をイーストめがけて一気に加え、木べらで混ぜる。
- ひとまとまりになったら、台の上に出してこねる。
- 2~3分間こねたら、バターを加えてさらにこねる。
生地を伸ばして薄いグルテン膜ができれば、こね上がり。 - 丸めてとじ目を下にし、ボウルに入れる。
- 30~35℃の場所で40~45分間ほど発酵させる。
2~2.5倍の大きさになればOK。
これで基本の生地は出来上がり♪
この生地を使って、いろいろなパンを作りましょう!
ハムマヨコーンを作ってみよう
ハムを巻き込んだパン生地にコーンがたっぷりのった、かわいらしいハムマヨコーン。
難しそうに見えますが、実はとっても簡単なんです!
見栄えも良く、小さなお子さまや男性にも人気のあるハムマヨコーンを作ってみましょう。
材料(8個分)
- 基本のパン生地…上記の分量
- ハム…8枚
- 仕上げ用の卵
- コーン…120g
- マヨネーズ…適量
- パセリ…適量
下準備
- ハムはキッチンペーパーで水気を拭き取っておく。
- コーン缶を使う場合は、ザルにあけて水気を切っておく。
- オーブンを200℃に予熱しておく。
作り方
- 上記の手順で基本のパン生地を作る。
- ガス抜きをして、8等分し丸め直す。
- とじ目を下にして、15分間生地を休ませる。
- とじ目を上にして、生地をハムよりも少し大きめの円形に伸ばす。
- ハムをのせて手前から巻き、巻き終わりをとじる。
- とじた部分を上にして、半分に折る。
- 画像のように、折った生地の長さの半分ほどまでスケッパーで切り込みを入れる。
- 切り口を広げてアルミカップの上にのせる。
- 35℃の場所で30~35分間、二次発酵。ひとまわり大きくなったらOK。
- 生地の表面にはけで仕上げ用の卵を塗り、コーンをのせてマヨネーズをかける。
- 200℃に予熱したオーブンを190℃に下げ、15~18分間焼く。
- パセリを振って、完成♪
コーンの代わりにたまごサラダをのせて、ハムたまごパンにしてもおいしいですよ。
シナモンロールを作ってみよう
材料(6個分)
- 基本のパン生地…上記の分量
シナモンクリーム
- シナモンパウダー…3g
- 無塩バター…45g
- グラニュー糖…45g
- ラム酒(お好みで)…3g
フロスティング
- クリームチーズ…60g
- 無塩バター…30g
- 粉糖…80g
- 塩…少々
仕上げ
- アーモンドスライス…適量
- 仕上げ用の卵
下準備
- オーブンを200℃に予熱しておく。
- バターを室温に戻し、やわらかくしておく。
*バターがかたいときれいに混ざらないので、やわらかくしておくのがポイント。
作り方
- 上記の手順で基本のパン生地を作る。
- ガス抜きをして、分割せずに丸め直す。
- とじ目を下にして、15分間生地を休ませる。
- 生地を休ませている間に、シナモンクリームとフロスティングを作る。
それぞれ全ての材料をボウルに入れ、よく混ぜればOK。
- 休ませていた生地のとじ目を上にして、めん棒で26×24cmの大きさに伸ばす。
- 上部を3cmほど空け、全体にシナモンクリームを塗る。
- 手前からくるくる巻いて、6等分にカットしてIFトレーに入れる。
*アルミカップを敷いておくと、トレーから外しやすくなります。
- 35℃の場所で30~35分間、二次発酵。ひとまわり大きくなったらOK。
- 生地の表面に仕上げ用の卵を塗り、アーモンドスライスをのせる。
- 200℃に予熱したオーブンを190℃に下げ、15~18分間焼く。
- 焼き上がったパンに、フロスティングをのせて出来上がり。
ぜひあつあつを頬張ってくださいね♪
シンプルな丸パンもおすすめ
「基本のパン生地」は、丸め直して焼き上げればシンプルな丸パンに♪
仕上げ用の卵を塗ってはさみでクープを入れると、かわいらしく仕上がりますよ。
「ふんわりやわらか♪基本の丸パン」の詳しいレシピページはこちら。
3種類のパンを同時に焼成!
今回ご紹介したパンのオーブンの温度と焼成時間は、全て「200℃で予熱、190℃で15~18分間焼成」。
つまり、基本の生地をお好みの割合で分割・成形すれば、お総菜パンと菓子パンを同時に焼くことができるんです!
天板を2枚使って同時に焼く場合、10分間焼いたところで一度上段と下段を入れ替えてみて。
火の通りが均一になり、焼きむらが少なくなります。
焼き上がりの見極めは、焼き色で判断。
3種類とも小型パンのため、生焼けの心配はありません♪
一種類のパン生地でアレンジいろいろ♪
ウインナーパン・ピザパン・レーズンパン・クリームパンなど♪
今回ご紹介したレシピの他にも、この生地でいろいろなパンを焼くことができます。
お総菜パンにも菓子パンにもアレンジできる、ふんわりやわらかな基本のパン生地。
ぜひバリエーションを増やして、パン作りを楽しんでくださいね。