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1斤分にぴったり♪シフォン型で焼くちぎりパンレシピ

date
2021/01/14
writer
an
category
パン作り

シフォン型はパン作りにも使える!

シンプルな材料で気軽に作れて、幅広いアレンジやデコレーションが楽しめるシフォンケーキ。
シフォンケーキを焼くための“シフォン型”を持っているという方、多いのではないでしょうか。

シフォン型は、実はシフォンケーキだけに使うのはもったいないくらい優秀な型。
今回はおすすめのシフォン型活用法として、ちぎりパンのレシピをご紹介します。

使用するシフォン型について

今回のレシピで使用するのは、アルミ製のシフォン型。
アルミ製のシフォン型は熱伝導が良く、レシピ本でおすすめされていたり、プロも愛用していたりと広く使われています。

他にも、アルタイト製・テフロン加工のもの・ステンレス製・シリコン製など、さまざまな材質のものが販売されているシフォン型。
材質によって、焼き色の付き方や火の通り方が変わるので、温度や焼き時間は型に合わせて調整してくださいね。

17cmのシフォン型には1斤分の生地がぴったり

17cmのシフォン型は、食パン1斤分の生地量を焼くのにぴったり。
目安は強力粉250g分です。

シフォン型で焼くはちみつミルクパンのレシピ

ご紹介するのは、砂糖を使わずたっぷりのはちみつと牛乳を加えて作る、はちみつミルク食パンのレシピ。
よりふんわり感が楽しめるように、ちぎりパンに仕上げました。

生地が手にくっつきにくく、こねやすいのもポイントです◎

材料(アルミ製のシフォンケーキ型 17cm1台分)

  • 強力粉…250g
  • はちみつ…60g
  • 塩…4g
  • ドライイースト…5g
  • 無塩バター…20g
  • 牛乳…165g
    *牛乳は低脂肪や無脂肪のもの、スキムミルクだと打ち粉をしてもべたつきやすくなります。
    必ず「牛乳」と表示されたものを使用してください。

下準備

  • バターは室温に置くか、様子を見ながらレンジで加熱し、指で押すとすっとへこむ程度の状態にする。
  • 牛乳を30~35℃程度に温めておく。
  • はちみつが冷えて固まっている場合は、温めてさらさらの状態にして計量する。

作り方

  1. 粉類を軽く混ぜ合わせてから牛乳とはちみつを加え、こねる。
  2. まとまってきたら無塩バターを加えて混ぜ込む。
  3. 台に出し、表面がなめらかになるまでたたいて返すようにしてこねる。
    *10~15分間を目安に。
  4. 生地をボウルに入れて、乾燥しないようにラップや布巾などをかぶせる。
    約2倍の大きさになるまで、30℃で40分間程度発酵させる。

  5. 手で押さえるなどしてガス抜きし、8分割して丸める。
    乾燥に気を付けつつ、約10分間休ませる。

    その間に型に分量外の油脂を塗る(もしくはオイルスプレーを吹き付けておく)。

  6. 分割したそれぞれの生地を、めん棒で4×10cm程度の長方形にのばす。
    短い辺からくるくると巻き、巻き終わりをとじ、とじ目を下にする。
  7. うず巻き側が型に当たるように並べ入れ、平らになるように全体を軽く押さえる。
  8. 表面に軽く霧吹きをする。
    生地が型の8分目当たりの大きさになるまで、30~35℃で最終発酵する。

    *40~50分間を目安に。
    たまに表面を確認し、乾いていたら軽く上面を霧吹きで湿らせるなどして、乾燥しないよう注意する。

  9. オーブンを180℃に予熱し、予熱が終了したら手早く型を入れて20分間焼く。

    *アルミ製以外の型を使う場合は、焼き色の付き方や火の通り方が変わるので、温度や焼き時間は型に合わせて調整してください。

  10. 型から外し、網の上で冷まして出来上がり。

焼きたてのふわふわとしたやわらかさがたまりません♪

シフォン型でふわふわのちぎりパンを焼こう

シフォン型は中央に穴が開いているため、熱が伝わりやすい型。
もしお好みの食パンのレシピをシフォン型で焼く場合は、食パン型よりも少し短めに焼くのがおすすめです。

ぜひ、シフォンケーキ以外でもシフォン型を活用してみてくださいね。

【おすすめの特集】ちぎりパンレシピちぎりパンレシピの特集はこちら
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2021/01/14
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an
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
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自家焙煎珈琲専門店にて、焼き菓子作りやレシピ作成等を担当中。コツやポイントの理由を明確にしたレシピ作成を心がけています。

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