ふわふわ食感の紅茶の台湾カステラを作ろう
台湾発祥のスイーツで、シフォンケーキのような食感が楽しめる「台湾カステラ」。
今回はふわふわな食感とアールグレイの風味がたまらない、紅茶味の台湾カステラのレシピをご紹介します。
お菓子作りで使う茶葉の選び方や使い方もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
紅茶の台湾カステラのレシピ(直径15cmスクエア型1台分)
材料
- 卵…3個
- 太白ごま油…30g
- 牛乳…40g
- アールグレイの茶葉…2g
- 薄力粉…50g
- きび砂糖…50g
下準備
- 卵は卵黄と卵白に分け、卵白は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
- 薄力粉はふるっておく。
- 湯せん用のお湯を沸かしておく。
- オーブンは150℃で予熱をする。
- 型より3cm高くなるようにオーブンシートを敷く。
作り方
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牛乳を600Wの電子レンジで30秒間加熱し、茶葉を加えてラップをかけて蒸らします。
*紅茶を牛乳に抽出してから使うことで、そのまま茶葉を加えるよりもさらに香りが楽しめます。
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ボウルに太白ごま油を入れて湯せんにかけ、50℃まで温めます。
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薄力粉を加えて泡立て器で粉気がなくなるまで混ぜます。
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紅茶液を2回に分けて加え、よく混ぜます。
*最初は少しかたくなりますが、混ぜていくとなめらかになるので問題ありません。
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卵黄を1個ずつ加えて混ぜます。
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メレンゲを作ります。
別のボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーの高速で30秒間混ぜてコシを切ります。
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全体が白くモコモコしてきたらきび砂糖を全量加え、ツノが深くお辞儀するかたさまで泡立てます。
*メレンゲの泡立てすぎは表面の割れの原因になるので、ゆるめのメレンゲになるように意識しましょう。
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低速に切り替えて20秒間混ぜ、メレンゲのきめを整えます。
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メレンゲをすべて紅茶生地に加え、泡立て器のワイヤーの間を通すイメージですくうように混ぜます。
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メレンゲの塊がなくなったらゴムベラに持ち替え、底からすくうようにして30回ほど混ぜます。
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型に生地を流し入れ、表面をならします。
10cmほどの高さから台に2回落として余分な空気を抜きます。
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ひと回り大きい型やバットに40~50℃のお湯を2cm注ぎ、型を入れて天板にのせます。
*湯せんのお湯が熱すぎると一気に熱が加わって表面が割れる原因になるので、熱湯は使わないようにしましょう。
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150℃のオーブンで55~60分間焼きます。
*焼き始めて30分間経ったら、5分ごとに3秒間オーブンの扉を開けて蒸気を逃がすようにすると、表面が割れにくくなりますよ。
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焼けたらすぐに型から出し、オーブンシートを外せば出来上がり。
焼きたてでも冷蔵庫で冷やしても♪
お好みの食べ方で召し上がってください。
「ふわぷるっ!紅茶の台湾カステラ」の詳しいレシピページはこちら。
おすすめの紅茶は?
いろいろな種類がある紅茶ですが、お菓子作りに使うなら「アールグレイ」の茶葉がおすすめ。
アールグレイはベルガモット(かんきつ類)のフレーバーが付けられている紅茶です。
香りが強いため、卵やバターなどと混ぜて焼いても、紅茶の香りが楽しめますよ。
紅茶アイテムの使い方
ティーバッグ
お菓子作りに紅茶の茶葉を使うなら、ティーバッグの茶葉がおすすめです。
抽出しやすいように茶葉が細かくなっているため、そのまま生地に混ぜても食感の邪魔になりません。
残った茶葉も手軽に飲めるのがうれしいですよね。
ブロークンタイプ
ティーバッグよりは大きめですが、製菓用に細かく砕かれたブロークンタイプもおすすめです。
リーフタイプ
リーフタイプは生地に混ぜ込むには大きすぎるので、そのまま使うには不向きです。
上記レシピの作り方1で牛乳に紅茶を抽出した後は、茶葉はこして紅茶液だけを生地に加えるようにしましょう。
どうしても茶葉を使いたい場合は、ミルで細かくして使用するといいですよ。
紅茶パウダー
cottaでは紅茶パウダーも取り扱っています。
パウダータイプなので使いやすく、生地との混ざりやすさも抜群です。
アールグレイだけでなくセイロン紅茶のパウダーも。きれいな色と香りが楽しめます。
紅茶香るふわふわ台湾カステラを楽しんで
まるでシフォンケーキのようなしゅわしゅわと軽い食感が楽しめる台湾カステラ。
今回は紅茶風味の台湾カステラなので、焼きたての卵の風味が苦手という方にもおすすめです。
焼きたてはふわっと、冷蔵庫で冷やすとスフレのような口どけが味わえます。
おうちで作ればいつでも焼きたてが食べられますよ!
ぜひ一度お試しください。