人気デザート!杏仁豆腐風味のケーキを作ろう!
今回ご紹介するのは、杏仁豆腐の風味が香る、一風変わったケーキのレシピ。
最近話題の「杏仁豆腐ケーキ」を再現した、濃厚な味わいに仕上げました。
杏仁豆腐に使われる杏仁霜を使用した、本格的な一品です♪
杏仁霜とは
杏仁霜(きょうにんそう)とは、果物の杏(アンズ)の種の中にある仁(じん)を粉末状にしたもの。
甘い独特の香りで、アーモンドに似た風味が特徴です。
杏仁豆腐作りでは安価なアーモンドプードルで代用する場合もありますが、本格的な杏仁豆腐を作るときには欠かせません!
杏仁霜は、杏仁豆腐以外にもドリンクや焼き菓子などいろいろな使い道があります。
混ぜるだけで杏仁の風味が楽しめるので、まだ使ったことがないという方にもぜひおすすめしたいアイテム。
スーパーではあまり売っていないので、cottaなどの製菓材料店で購入しましょう。
杏仁豆腐ケーキのレシピ
杏仁の風味に、ホワイトチョコと練乳をプラス♪濃厚な味わいとしっとりした食感がたまりません。
材料(20cmパウンド型1台分)
- 無塩バター…50g
- グラニュー糖…50g
- 卵…100g(2個)
- ホワイトチョコレート…100g
- 練乳…5g
- 薄力粉…100g
- 杏仁霜…20g
- ベーキングパウダー…3g
- アマレット(あれば)…大さじ1
下準備
- バターと卵は室温に戻しておく。
- ホワイトチョコレートは湯せんにかけて溶かしておく。
- 薄力粉・杏仁霜・ベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
- パウンド型に分量外のバターを薄く塗り、強力粉をまぶして冷蔵庫で冷やしておく。
- オーブンは170℃で予熱する。
作り方
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ボウルにバターとグラニュー糖を入れて、ハンドミキサーでなめらかに白っぽくなるまで混ぜます。
*泡立て器でもいいですが、ハンドミキサーを使うと簡単にふわっと空気を含ませることができますよ。
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卵を3回に分けて加え、その都度よく混ぜます。
*油分に対して水分が多いので分離しやすいですが、次の工程でホワイトチョコレートを加えるとなめらかになりますよ。
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溶かしたホワイトチョコレートと練乳を加えて、よく混ぜます。
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ふるった薄力粉・杏仁霜・ベーキングパウダーを加えて、ゴムベラでさっくりと切るように混ぜ合わせます。
ある程度混ざってきたら、底からすくうようにして混ぜましょう。
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型に生地を入れ、中心が低くなるよう短い辺の側面にこすりつけるようにして表面をならします。
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10cmくらいの高さから台に2回落とし、170℃のオーブンで35~40分間焼きます。
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焼けたら網の上に逆さまにして取り出します。
アマレットがあれば、パウンドケーキが熱いうちにハケでうちます。
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粗熱が取れたらラップで包み、冷めるまで置きます。
*時間があれば、一晩以上置くとしっとり仕上がりますよ。
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出来上がり!
「しっとり濃厚♡杏仁豆腐ケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
おいしくきれいに仕上げる3つのポイント
杏仁豆腐ケーキを失敗なく、おいしく作るためのポイントをご紹介します。
ポイント1.型にバターと強力粉で膜を作る
型には、薄くバターを塗った後に強力粉(なければ薄力粉でも◎)をまぶして膜を作っておきましょう。
余分な粉を落として冷蔵庫で冷やしておくと、焼き上がり後にするっと生地が取れますよ。
「くりかえし使えるオーブンシート」でもいいですが、生地を型にこすりつける際にくっついてしまうことがあるので、こちらの下準備方法がおすすめです。
ポイント2.中心が低くなるように型にこすりつける
杏仁豆腐ケーキは、あえて底部分を上にした四角い形のケーキに仕上げています。
生地を平らにして焼くと、パウンドケーキのように中心が盛り上がった仕上がりに…。
焼き上がりの表面を平らにするために、生地の中心を低くして、短い辺の側面にこすりつけてならしましょう。
ポイント3.ラップに包んで一晩置く
焼きたてよりも、1〜3日間置いたほうが味が落ち着いてしっとりし、さらにおいしくなります!
ここで注意するのは乾燥させないこと。
しっかりとラップで包み、室温に置いておきましょう。
また、焼き上がりにアマレット(アーモンド風味のリキュール)をうつと、杏仁豆腐の風味としっとり度がアップするのでおすすめです。
余った杏仁霜の使い道にも♪絶品・杏仁豆腐ケーキ
杏仁霜の使い道といえば杏仁豆腐。
でもたまにしか作らないから余っていた…という方にもおすすめのケーキですよ。
杏仁のやさしい味わいと濃厚なホワイトチョコレートは相性抜群。
ぜひしっとり食感の杏仁豆腐ケーキをおうちで作ってみてください。