ミルクまんじゅうのレシピ、練乳入りミルクあんの作り方
お土産でも大人気!ミルクまんじゅうを作ろう
バターや練乳など、洋菓子の材料を使った和洋折衷の「ミルクまんじゅう」。
しっとりソフトな食感やミルキーな甘みが人気で、お土産などで見かけることも多いですよね。
今回は、お好きな方が多いお菓子、ミルクまんじゅうの作り方をご紹介します。
ミルクまんじゅうのレシピ(10個分)
練乳とバターの入ったミルクあんを包んだ、洋風まんじゅうのレシピです。
ミルクあんを作る
材料
- 白あん…300g
- 練乳(コンデンスミルク)…20g
- 無塩バター…20g
作り方
- 鍋に白あん・練乳・バターを入れる。
- 中火にかけ、ゴムベラで練りながら加熱する。
- ゴムベラですくえるくらいになったら火を止める。
*ここで水分を飛ばしすぎてしまうと、出来上がったときにパサついてしまいます。
あんがやわらかいほどしっとりしたまんじゅうになりますが、包みづらくなってしまうので見極めが大事。冷やせば丸めやすくなるので、少しやわらかいくらいが◎
- バットなどに移し、粗熱が取れたら乾燥しないように表面にラップをかけて冷蔵庫で冷やす。
生地を作る
材料
- 全卵…20g
- 砂糖(上白糖)…20g
- 練乳(コンデンスミルク)…10g
- 無塩バター…10g
- はちみつ…5g
- 薄力粉…60g
- スキムミルク…10g
- 重曹…1g
- 水…1g
作り方
- 重曹を水で溶く。
- ボウルに卵・上白糖・練乳・はちみつ・バターを入れる。
湯せんにかけてホイッパーで混ぜ、バターと上白糖を溶かす
*泡立てないように気をつけましょう。 - 湯せんから外して冷ます。
*急ぐ場合は水を当てる。熱いまま粉を入れないように注意!
- 水で溶いた重曹を入れて混ぜる。
薄力粉とスキムミルクをあわせてふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜる。
- ひとまとまりになったらラップをかけ、冷蔵庫で1時間ほど休ませる。
*生地はやわらかめですが、冷やすと扱いやすくなります。
成形〜焼成
作り方
- ミルクあんを10等分して丸める。
- 打ち粉(分量外の薄力粉)をした台(もしくはバット)の上に生地を出す。
- 生地を10等分に切り分ける。
- 生地を丸めてから6cmくらいの大きさの円にのばす。
- 左手(利き手ではない手)の指の腹あたりに生地を置き、ミルクあんをのせる。
- 人差し指から小指を軽く丸めて優しく持ち、時計回りに回しながら左手の親指で生地を押し上げる。右手の親指と人差し指はあんを軽く押さえる。
- 生地が上がってきたら、少し握り込むようにすると生地の口が小さくなる。
最後は指先で生地をとじる。*とじ目の生地が厚く重ならないように気をつけるのがコツ。
- とじ終わりの状態。
- クッキングシートを敷いた天板の上に、とじ目を下にして置く。
軽く上から押して平たくする。
*焼成前に霧吹きで水をかけると、しっとり焼き上がる。
- 180℃に予熱したオーブンで13~15分間焼成する。
*焼き時間と温度は各オーブンで調整してください。 - 完成。
当日はさっくりとした食感ですが、翌日以降は皮とあんがなじんでしっとりとしてきます。
「しっとりおいしい!ミルクまんじゅう」の詳しいレシピページはこちら。
保存方法
ミルクまんじゅうが焼き上がったら、ケーキクーラーの上などで冷まし、完全に冷めたらラップできっちり包んで保存しましょう。
すぐに食べない場合は、ガス袋に脱酸素剤と一緒に入れて密閉し、常温で保存してください。
目安として、夏場で4~5日間、冬場で1週間ほど日持ちします。
レシピのポイント
ミルクまんじゅうを手作りする際のポイントは、生地ののばし方・包み方・焼き加減の3つ!
ひとつずつ、解説していきます。
生地ののばし方のポイント
生地をのばしすぎると包んでいるうちに薄くなり、破れてしまう原因に。
また打ち粉が少なく、生地がベタついてしまっても、破れやすくなります。
生地は6cmくらいの円形を目安に、ベタつくようなら打ち粉を足してのばしましょう。
包み方のポイント
大きめにのばした生地にひだを寄せるようにあんを包むと簡単なのですが、生地が重なって底面が厚くなってしまいます。
生地が厚くなりすぎると、生地とあんが一体となったしっとり感が少なくなり、食感があまりよくありません。
包あんは慣れればそんなに難しくないので、手のひらにのせて包むやり方にチャレンジしてみてください。
焼き加減のポイント
表面の焼き色が薄くても、底面はしっかりと焼き色が付いています。
焼きすぎると底面が焦げてパサついてしまうので、焼き加減をチェックしてください。
練乳入りのミルクあんが絶品!
練乳が入ったミルキーな甘さのあんが人気のミクルまんじゅうは、ポイントを押さえればおうちで作るのも簡単♪
市販のものをお土産でもらうのもうれしいですが、ぜひ手作りしてみてください。
おやつに喜ばれること間違いなしです。