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アルタイト製食パン型の空焼き方法

date
2019/07/01
writer
an
category
パン作り

アルタイト製の型を使いこなそう

パン作りを始めたらそろえたくなる、アルタイト製の型。
アルタイトは、プロが使う食パン型の定番として用いられている材質です。

今回は、アルタイト製の型の空焼き方法や、長く大切に楽しむためのポイントをご紹介します。

アルタイトとは?

アルタイトとは、鉄にアルミメッキを施したもの。下地が鉄なので、熱伝導率が良く丈夫で耐久性があります。

使いこむほどに油がなじんで型離れが良くなりますが、使い始める前に「空焼き」という工程が必要。

また、水気でさびる場合があるので、お手入れ方法も知っておく必要があります。

空焼きはなぜ必要?

アルタイトの型を手に入れたら、まず行う必要がある「空焼き」と呼ばれる工程。
なぜこの工程が必要なのでしょうか?

それは、工場で加工される際などに付着した油を焼き切り、型に油脂をなじませて生地の型離れをよくするため。
空焼きをしないと、型が油臭く型離れも良くなりません。

初めて使うときは必ず行いましょう。

空焼きをしてみよう

空焼きにはいろいろなやり方がありますが、ここでは私がおすすめする方法をご紹介します。

空焼きに必要なもの

  • アルタイト製の型
  • 油脂
  • *型に塗る油脂は、剥離性のあるショートニングやサラダ油(においがない植物油)などが適しています。

空焼きの方法

  1. 洗剤を付けたやわらかいスポンジで型をよく洗い、すぐに水気を拭き取る。
  2. ふた付きの型の場合は、本体からふたを外して天板に並べ、オーブンに入れる。
  3. 180℃に予熱したオーブンで30~40分間程度焼く。

  4. 型が熱いうちに乾いた布で拭いて、冷ます。
  5. *ここで、型に付着している油や汚れなど拭き取ります。

  6. 型とふたの内側に薄く油脂を塗る。
  7. *油脂を厚く塗ってしまうと、焦げ付いたりむらになることがあるので、薄く満遍なく塗りましょう。

  8. 200℃に予熱したオーブンで15分間程度焼けば完了。
  9. 油脂膜が張るので、型はやや茶色っぽく色付いた状態になります。

型離れがよくなるまでは、何度でも空焼きして油をなじませましょう。
使用後は、型が冷めないうちに汚れを拭き取るだけでOKです。

使用後のお手入れ

空焼きで油がなじんだ型は、できる限り洗わないことをおすすめします。

ですが、汚れが付いた場合や長く使わない場合などは例外。

その際は傷がつかないようやわらかいスポンジで、洗剤を使わずにお湯だけで洗います。
洗った後はすぐに水気を拭き取り、オーブンの余熱などで完全に乾かしてくださいね。

汚れがひどい場合は、洗剤を使って洗ってもOK。
水気を拭き取ってからオーブンで乾かし、先に述べた工程の4と5の手順で、再度空焼きして油をなじませてください。

アルタイトの型を長く使うために

アルタイト製の型を長く使うためには、傷を付けないのもポイントです。
傷が付くとメッキが剥がれてしまい、その部分からさびやすくなってしまいます。

洗うときにはやわらかいスポンジを使い、食器洗い乾燥機などは使用しないようにしましょう。

お菓子作りにも使うことができますが、ゼリーなどの冷菓はNG。
生地に含まれる水分によって型がさびたり、型のつなぎ目から生地が漏れたりすることがあるため、焼き型専用として使ってくださいね。

お手入れしてアルタイト製の型を使おう

今回は、アルタイト製の型の空焼き方法を中心にご紹介しました。
空焼きした型は使用後にさっと拭くだけと、気軽に使えるのもありがたいですよね。

実際に型離れが良くなったことを実感するとうれしくなりますよ。

date
2019/07/01
writer
an
category
パン作り

自家焙煎珈琲専門店にて、焼き菓子作りやレシピ作成等を担当中。コツやポイントの理由を明確にしたレシピ作成を心がけています。

はなちゃんさん

2019/07/02 04:19

私が持っているアルタイトの食パン型で、
この 空焼き方法をしたつもりが、塗る油脂が 多かったせいか、ムラムラの 茶色がついてしまったものや、
しばらく使わなかった食パン型で、油臭い臭いが 結構しっかりついてしまっているものが あります。(パンに臭いが付きそうで、使えません)

上のもののように、一度、空焼きに失敗したものをやり直すことができるのか、
下のもののように、イヤな臭いがついたものを、使えるようにする方法はあるのか、
教えてください

anさん

2019/07/02 18:40

こんにちは、コメントをいただきありがとうございます!
塗る油脂が多くムラになってしまったとのことですが、それは失敗ではありませんし使用するのに問題はありませんので、そのまま使用して大丈夫です。
何度かパンを焼いてみてください。

また、しばらく使っていなかったパン型からの異臭というのは、油が酸化してしまっている状態かと思います。
そういった場合は、柔らかいスポンジに中性洗剤をつけて、ぬるま湯を使ってよく洗い、再度空焼きをやりなおしてみてください。
柔らかいスポンジしか使えませんので、酸化具合によっては力がいりますが、きれいになると思いますので一度お試しください。

ジューンさん

2020/03/28 05:34

私も空焼きしたら、オイルの色がばっちり付いてしまいました。。。スプレーオイル、振りかけすぎですよね?
これは失敗ですか?爪で削ると取れるのですが、取らない方が良いですか?取り除く方法はありますか?
型がオイル臭いのも気になります。虫が来そうで。。。涙 保管方法のアドバイスがあれば教えて下さい。

anさん

2020/03/31 09:52

ジューンさんこんにちは、コメントをいただきありがとうございます!
目的は型離れをよくすることですので、オイルの色がついたりムラになっても失敗というわけではありません。
そういうことから取らなくても問題ありませんが、どうしてもにおいが気になったり、やりなおしたいということでしたら、洗剤・柔らかいスポンジ・ぬるま湯を使ってよく洗い、オーブンの熱で水気が残らないように乾かします。
その状態で、再度オイルスプレーではない、においのない植物油(サラダ油など)を塗って焼いてみてください。
そして、何度かパン作りに使うとにおいが気にならなくなってきます。

保管は風通しが良いところがおすすめですが、どうしても湿気がたまりやすいという場所なら紙に包んでおくと言う方法もあります。
また、久しぶりに使う時ににおいが気になるということでしたら再度お湯で洗って乾かしてから使ったり、長期にわたって使わないことが先にわかっている場合は、よく洗いしっかり乾燥させて、油を塗らずに保管しておくのも手だと思います。

トーカさん

2020/04/28 17:09

写真の一部でケースの外側にも油を塗って焼いてあるように見えるんですが、空焼きするときは外側にも油脂を塗ったほうがいいんでしょうか?

anさん

2020/04/28 19:56

トーカさんこんにちは、コメントをいただきありがとうございます!
こちらは10年ほど使っているパン型でして、他のものと一緒にオーブンに入れることもあるため、外側にも油などが付着してしまっている状態です。
見た目で混乱させてしまい申し訳ありません。
空焼きの際に油を塗るのは、内側のみで大丈夫です。

えるさん

2020/07/10 10:35

初めまして
空焼きせずに焼いてしまい見事に失敗しました、洗って拭いて、空焼きしました、油を薄く塗り焼きまた、パンを焼いたのですが、型にパンがくっついてナイフで切り離してやっと外れました、空焼きが足らないのでしょうか?

anさん

2020/07/10 15:23

えるさんはじめまして、コメントをいただきありがとうございます!
私も同じ経験があります。
アルタイト製の型は10個以上持っていますが、空焼きをしてもパンを焼いて最初からスポッととれたのは、そこ数個と少なかったです。
この場合、生地の配合だったり、焼き加減だったり、油が馴染むまでに回数を要したりと、最初の空焼き以外にもいくつか理由がありました。

そんな時に私が行う対策ですが、まずは空焼きしたあとでも、毎回油を塗ってから生地を入れて使います。
生地によっては数回焼いてもくっつくかもしれませんので、油はある程度多めに塗ってみます(ぬるぬるするほど多くは必要ありません)。
これである日スポッととれるようになった型がいくつもありました。
そのあとは薄く塗るか、油分が多い生地ならなにも塗らずに使っています。

また空焼き方法の最後にも書いていますが、油を塗って空焼きする作業を繰り返しても良いです。
気軽に、なにか他のお菓子作りなどでオーブンを使った時のついででも構いません。
油が馴染むまでは使いづらく感じることもあるかもしれませんが、使いこなせるようになれば一生ものだと思いますので、早く型から離れやすくなると良いですね。

ナカさん

2020/07/23 12:29

はじめまして。
パン作りの右も左も分からない超初心者です。すみませんがお教え下さい。
から焼きやパンを焼く時に型に塗る油ですが、ココナッツオイルやオリーブオイルでは、効果がないのでしょうか?
また、パン生地に練り込む油脂ですが、やはりココナッツオイルやオリーブオイルは
適さないのでしょうか?
宜しくお願いします。

anさん

2020/07/27 10:57

ナカさんはじめまして、コメントをいただきありがとうございます!
まず油脂についてですが、どの油でも何度も塗りこんでいれば、”型離れ”に関して効果がないということはないと思います。
オリーブオイルも、香りに癖がない精製されたタイプでしたら使ったことがありますよ。
ただココナッツオイルで試したことが私自身はないのでなんとも言えないのですが、においが気になる場合がありそうです。
また室温が低いと固形になる油脂でもあるので、保管中にどのような状態になるのか想像がつかず、パンへのにおい移りなどを考えると、やはりにおいのない油がおすすめです。
こればかりはどちらも試してみるしかありませんが、もし試してみられた場合でも、結果が思わしくなければよく洗ってやり直してみてください。
 
そしてパン生地にそれぞれの油を使うことができるかというお尋ねですが、どちらも使うことは可能です。
例えばイタリアのフォカッチャは、オリーブオイルで作られています。
私もよく焼いている、大好きなパンです。
ただこれについてはどの油であっても、またバターやショートニングなどの一般的にパン作りによく使われる油脂を使っても、配合によって食感や味わいが随分と変わってきますし、手順によっても更に仕上がりは変わってきます。
そういうことから色々と試してみるしかないのですが、どちらの油でも調べればたくさんレシピが出てきますので、それぞれの油脂を使ったお好みの味に出会えると良いですね♪

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