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見ても食べても楽しめる ミニチュアパンクッキーのレシピ

date
2021/03/12
writer
puruberry
category
お菓子作り

眺めるだけでワクワクするミニチュアパン

今人気のパンを模したミニチュアのマグネットやブローチなどの小物。とってもかわいくて、思わず食べてしまいたくなるリアルさですよね♪

それならば、食べられるミニチュアパンを作っちゃうのはいかがでしょう?

今回は、クッキー生地で作るミニチュアパンのレシピをご紹介。
お菓子作り未経験の方でも、粘土細工感覚で楽しく作れるのでご安心を。よりリアルに見えるコツもお伝えします。

ミニチュアパンクッキーのレシピ

ご紹介するミニチュアパンクッキーは、全部で12種類。
全て同じ生地から作れるので、生地を何種類も準備する必要はありません。

材料(約30個分)

  • 薄力粉…110g
  • アーモンドパウダー…20g
  • 粉糖…50g
  • 無塩バター…50g
  • 全卵(または卵黄)…20g

全卵生地は扱いやすく成形しやすいが、ややかための仕上がり。
卵黄生地は成形時に若干ひび割れしやすいが、サクッとした仕上がり。
お好みでお選びください。

下準備

  • 薄力粉・アーモンドパウダー・粉糖をワンボウルに計量する(振るわなくてよい)。
  • バターを1.5cm角にカットし、よく冷やしておく。

作り方

  1. フードプロセッサーに粉類を入れ、撹拌する(約10秒間)。
  2. バターを入れ、粉チーズ状になるまで撹拌する(約15秒間)。
  3. 卵を加え、生地が画像のように大体ひとかたまりになるまで撹拌する(約30秒~1分間)。
  4. ラップの上に生地を出し、手のひらで満遍なくつぶして生地をつなげる。
  5.  
    *バラバラの生地をつなげるイメージで圧をかけてください。生地がつながっていないと、大きなひび割れや表面のデコボコなど焼き上がりに影響します。

  6. 生地をスケッパーで半分にカットして重ねてつぶし、この工程をもう一度繰り返す。
  7. 薄くのばしてラップで包み、冷蔵庫で2時間~一晩休ませる。
  8. 生地を分割して成形。

  9. 12gに分割
    【フランスパン】
    生地を6cmの長さに細長く整え、ナイフで3か所切り込みを入れる。

    8gに分割
    【メロンパン】
    丸めた生地を手のひらでそっと押さえて厚みを整える。
    スケッパーもしくはナイフの背で格子状に線を入れ、グラニュー糖(分量外)をまぶす。

    【あんぱん】
    丸めた生地を手のひらでそっと押さえて厚みを整え、黒ごま(分量外)をのせる。

    【クリームパン】
    丸めた生地を手のひらでさらに押さえ、楕円形に整える。ナイフで5か所Ⅴ字にカットを入れる。

    【カレーパン】
    生地を楕円形にし、指先に軽くつけた水で表面をぬらし、パン粉(分量外)をまぶす。

    【白パン】
    楕円形にした生地の真ん中を箸の先などで押さえる。
    *スケッパーなどでは線が細すぎるので、箸を使うとリアルな仕上がりに。

    【フーガス】
    生地を平たくし、ナイフで模様をつける。

    【ベーグル】
    7cmの棒状にのばし、片方の端をスケッパーなどでつぶす。
    生地を円にして表裏をひっくり返し、つぶした部分をかぶせる。

    【コロネ】
    2gと6gに分割し、4cmの円錐と17cmほどの棒状にする。棒状にした生地を、円錐の太いほうからくるくると巻いていく。

    *生地を台の上に置いて、真ん中から外側に向かって手のひらでやさしく転がすと、うまく細長い棒状になります。

    【クロワッサン(出来上がりは約8g。のばす生地は適量使用)】
    2mmの厚さにのばした生地を、底辺4cm・高さ10cmの三角形にカットして巻いていく。

    6gに分割
    【渦巻きパン】
    生地を20cmの棒状にし、中心からぐるぐる巻いていく。

    【プレッツェル】
    生地の両端が少し細くなるように15cmの棒状にし、輪にしてひねる。
    両端を持って手前に折り畳み、形を整える。

  10. 焼成。
  11. お好みで塗り卵(分量外)を塗って、170℃に予熱したオーブンで13~14分間焼く。
    *ごまやグラニュー糖のトッピングは、塗り卵の後でのせてください。

  12. クッキーが冷めたら、白パンに粉糖をかけ、コロネと渦巻きパンには溶かしたチョコでデコレーションして出来上がり。

今回ご紹介したレシピは、フードプロセッサー使用。
この作り方のメリットは、冷たいままの材料で作業するので常温に戻す手間がなく、思い立ったら直ぐに取り掛かれること。

フードプロセッサーをお持ちでない方は、バターを常温に戻して砂糖とすり混ぜ→常温の卵→粉類の順で加えても作れます。

「ミニチュアパンクッキー」の詳しいレシピページはこちら

よりリアルに仕上げるためのポイント

クッキー生地の扱い方

クッキー生地はとても繊細。何度も成形し直した生地はかたいクッキーになってしまうので、やり直しは最小限に抑えるようにがんばって!

そのためには、生地がダレてきたらその都度よく冷やしながら作ることが大切。
慣れていない方は少量ずつ室温に戻しながらの作業がおすすめです。

成形後に再度しっかりと冷やしてから焼くと、形がくっきりときれい◎

つや出しのための“塗り卵”

塗り卵は、【卵黄のみ】→【全卵】→【全卵+牛乳】→【牛乳のみ】の順に、焼き色が薄くなります。好みの焼き色を探してくださいね。

白パンは塗らずに焼いて、仕上げに粉糖をかけるとよりリアルに仕上がりますよ。

プレゼントにも◎ミニチュアパンクッキー

本物のパンのように見えて、おまけに食べられるミニチュアパンのクッキー。
飾って眺めるもよし!

クッキー缶にしてプレゼントしても喜ばれること間違いなし♪

ぜひ作ってみてくださいね。

【おすすめの特集】クッキー缶クッキー缶の特集はこちら
date
2021/03/12
writer
puruberry
category
お菓子作り
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美味しい!の笑顔が大好き。オーダーケーキ専門店『ぷるべリー's Kitchen』にてオリジナルケーキを販売しています。

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