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栗まんじゅうのレシピ・作り方

date
2022/10/25
writer
natsue
category
お菓子作り

秋の銘菓・栗まんじゅう

秋の和菓子店に行くと、必ずといっていいほど売られている「栗まんじゅう」。
子どもからご年配の方までに人気があり、土産菓子としても親しまれていますよね。

今回ご紹介するのは、栗の形にかわいく仕上げた栗まんじゅうのレシピ。

あんこと栗がたっぷりと入った栗まんじゅうは、市販品とはまた違ったおいしさを味わうことができます。

難しいのではと思われるかもしれませんが、コツをつかめば簡単に作ることができますよ♪

栗まんじゅうとは

まんじゅうといえば、「温泉まんじゅう」や「酒まんじゅう」など、いろいろな名前のまんじゅうがありますよね。

栗まんじゅうとは、主に皮に卵液を塗って照りを出し、栗の皮の色に似せたもののこと。
栗の形をしたものや楕円型のものなど、さまざまな形があります。

栗まんじゅうの元祖となるものは、明治時代中期に作られたといわれています。
和菓子店が、縁起の良い「勝栗」にちなんで戦勝祝いとして販売したことから、話題になったんだとか。

栗まんじゅうのレシピ(10個分)

栗の形のかわいい栗まんじゅう。カットした栗がたっぷりと入っているので、栗の味も存分に楽しめます♪

あんこ作り

白あんを触ってみてベタくようなら、鍋に入れて火にかけて水分を飛ばします。
あんこはメーカによって水分量がさまざまなので、必要に応じて作業してください。

材料

  • 白あん…200~250g
  • 栗の甘露煮…100g
おすすめのアイテム
伊勢製餡所 白あん 300g

作り方

  1. 小鍋に白あんを230~250g入れ、焦げ付かないように弱火で混ぜる。
    *触ってみて、べたつかなければOK!(出来上がりは200gになれば〇)

  2. ラップを敷いたバットなどに入れ、常温または冷蔵庫で冷ましておく。
    *あんこが乾燥しないように、布やラップをかけておく。

  3. 栗の水気をしっかりとふき取り、適当な大きさにカットする。

  4. 冷ました白あんを20gずつ10等分し、バットなどに入れる。

  5. あんの上に10gずつ栗を置く。

  6. 丸める。

皮生地を作る

材料

  • 全卵(Mサイズ)…25g(残りはドリュールに使用するのでとっておく)
  • 上白糖…25g
  • 水あめ…6g
  • コンデンスミルク…18g
  • 重曹…1g
  • 薄力粉…85g
おすすめのアイテム
KS HM タンサン(重曹)25g×2包入

下準備

  • 重曹はダマができやすいので、分量外の水(少量)を加えて混ぜておく。

  • 湯せん用のお湯を沸かしておく。

作り方

  1. 小ボウルに全卵・上白糖・水あめを入れ、混ぜていく。
    *泡立てすぎないように。

  2. 60℃くらいの湯せんで温め、砂糖と水あめを溶かす。

  3. 溶けたら冷水をボウルの底に当て、粗熱が取れるまで温度を下げる。
    *温度が上がったまま粉類を入れてしまうと、粘り気が出てしまいます。

  4. コンデンスミルクと水に溶かした重曹を入れ、ゴムベラで優しく混ぜ合わせる。

  5. 薄力粉をザルでふるいながら入れていく。
    粉気がなくなるまで混ぜたらラップをし、冷蔵庫で1時間以上冷やす。

  6. バットなどに薄力粉(分量外)をふるい入れ、冷やしておいた皮生地を置いて全体にまぶす。

  7. まぶした粉を一緒に練り、生地がなめらかになったらOK。
    *粉を入れすぎると生地がかたくなってしまうので、注意。

  8. 生地を15gずつ分割し、丸める。

ドリュールを作る

材料

  • 生地に使った残りの全卵…約25g
  • みりん…1g

作り方

  1. 全卵を茶こしでこし、みりんを加えてよく混ぜ合わせておく。

包あん・焼成

材料

  • けしの実…適量
おすすめのアイテム
けしの実 50g (P)

作り方

  1. 利き手ではないほうの手に生地をのせる。直径4.5cmほどの大きさにのばし、あんこをのせる。
    *手にくっつくようなら、その都度、手粉をつけて行ってください。

  2. 親指であんこを押しながら、生地をのせている手の親指・人差し指・中指を揺らすようにして上に上にと生地を持っていく。

  3. 画像くらいまで生地が上がってきたら、あんこが見えないようにとじる。

  4. とじ目を下にし、おにぎりを握るように軽く握って三角に成形する。ツノを作り、栗の形に整える。
    *焼くと膨らむので、しっかりめにツノを作ると◎

  5. 天板の上に間隔を空けて置く。粉気を消すために、霧吹きで水をかける。

  6. 表面にハケでドリュールを塗る。全て塗ったら、もう一度塗る。

  7. けしの実をのせる。

  8. 170℃に予熱したオーブンで5分間焼成。
    オーブンから出し、3回目のドリュールを塗る。
    *ここで再度卵液を塗ると、きれいな焼き色になります。

  9. 再びオーブンに入れ、13~15分間焼成。全体に焼き色がついたらOK。
    *オーブンによって焼き上がりが異なります。焼き時間・温度は調整してください。

  10. 出来上がり。

栗まんじゅう」の詳しいレシピページはこちら。

保存方法

焼き上がりはさっくり食感の栗まんじゅう。2~3日経つと、しっとりとしてきます。

粗熱が取れるまで冷ましたら、ウェルパック(脱酸素剤)を入れたガス袋に入れて常温で保存を。
夏場は4~5日間、冬場は7日間程度、保存が可能です。

栗まんじゅうのおすすめラッピング

栗まんじゅう専用の規格袋に入れれば、まるでお店みたいな仕上がりに♪
白無地箱掛け紙をかけて、手土産にどうぞ。

栗まんじゅうのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。

素朴でほっとする秋の味・栗まんじゅうを作ろう

昔ながらの素朴でほっとする味わいのお菓子・栗まんじゅう。

作るうえで難しいのは、包あん作業ですよね。最初は難しいとは思いますが、練習してみてくださいね♪

たっぷりの栗が入った栗まんじゅうをお楽しみください。

【おすすめの特集】栗のお菓子とパン栗のお菓子とパンの特集はこちら

date
2022/10/25
writer
natsue
category
お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

かわいいお菓子を見るのも食べるのも大好き♪ 今では息子も食べられる優しいおやつを作ることも楽しみの一つです♡

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