マーブル柄のパウンドケーキ
マーブル柄のパウンドケーキ。
誰もが一度は目にしたことのあるポピュラーな焼き菓子です。
しかし、マーブル柄をちょうどよく出すのって、意外に難しいと感じることはありませんか?
混ぜすぎても、混ぜが足りなくても、ちょっと違う仕上がりになってしまいます。
今回は、簡単にきれいなマーブル柄が出せるパウンドケーキの作り方をご紹介。
また、シュガーバッター法(白く泡立てたバターと砂糖に、卵と小麦粉を入れて作る方法)のパウンドケーキの基本も振り返ります。
目指すマーブル模様は?
「マーブル」とは、英語で「大理石」という意味。
大理石の独特の濃淡と模様をイメージして作りたいと思います。
失敗しない!マーブルパウンドケーキ
材料(18cmパウンド型1個分)
- 無塩バター…90g
- 細目グラニュー糖…70g
- 卵…90g
- 薄力粉…90g
- ベーキングパウダー…1g
- スイートチョコレート…50g
- ラム酒(ダークラム)…10g
冷凍冷蔵 北海道よつ葉バター 食塩不使用 450g
cotta 細目グラニュー糖 250g
cotta 大東カカオ クーベルチョコレート スイート 300g
ドーバーラム 45% 200ml
下準備
- オーブンは170℃に予熱する。
- パウンド型に型紙を敷く。
- 卵とバターは室温に戻す。
- チョコレートは60℃の湯せんに当てて溶かす。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう。
型の準備でおすすめなのが、くりかえし使えるオーブンシートを使う方法です。
オーブンシートを型に合わせて切っておくと、使用後でも洗って何度も使えます。
毎回紙を切ることもなく、思い立ったらすぐに準備できるのでとっても便利。
オーブンシートは紙よりも熱のあたりがやわらかくなるので、底だけ色が付きすぎる可能性も減ります。
繰り返し使えるので、長い目で見ると経済的。
おすすめなので、ぜひ試してみてください♪
プレーン生地を作る
- 室温に戻してやわらかくなったバターを、ゴムベラでなめらかな状態に混ぜる。
- バターにグラニュー糖を加え、白っぽくなるまでハンドミキサーで混ぜる。
*混ぜはじめ
*混ぜ終わり
- ほぐした卵を少しずつ加え、分離しないようその都度しっかりハンドミキサーで混ぜ込む。
*ボウルの縁に卵が付いたまま作業を続けていると、分離が起きやすくなります。
ゴムベラでボウルに付いた生地を払い、その都度混ぜ込んでいくようにしましょう。
*それでも後半で分離しそうになったら、ふるっておいた粉の1/3程度を加え、ゴムベラで混ぜ込んでから、残りの卵を加えていってください。
*卵を加え終わったあたりで、湯せんに当てて溶かしていたチョコレートを、湯せんから外しておきましょう。
冷め過ぎないように、ふきんの上などに置きましょう。 - ふるった粉を一気に加え、ゴムベラでさっくり混ぜる。
粉が生地になじむまで混ぜる。
- ラム酒を加え、なじむまで混ぜる。
マーブル生地を作る
ここからきれいなマーブル柄にするポイントです!
- 湯せんから外しておいたチョコレートの入ったボウルを用意する。
- プレーン生地の1/4をチョコレートの入ったボウルに加え、ゴムベラで一気に混ぜる。
- チョコレート生地の1/2をプレーン生地の上にのせ、ゴムベラで2回混ぜる。
- 残りのチョコレート生地も加え、ゴムベラで2回混ぜる。
- 型に流し、生地を平らにならす。
ゴムベラで生地の中心に1本線を書いておくと、きれいに割れやすいです。
- 170℃で40分間焼成する。
- 焼き上がったら軽く台に落としてショックを与え、完全に冷ましたら完成!
s="aligncenter size-full wp-image-12328" />
おいしく食べるには
ラップに包んで、1日置いて食べるとおいしいです。
冷凍保管して、解凍してから食べるとよりしっとり感が増します。
チョコの濃さと分量
マーブル柄にするとき、チョコレート生地を2回に分けて加えると、だいぶきれいに模様が出やすくなります。
1回で合わせてしまってもよいのですが、加減が難しく、あまりマーブル模様にならず黒白はっきり分かれ過ぎてしまったり、混ぜ過ぎてしまったり…。
また、色の濃いほうの生地の量を若干少なくすることで、マーブル柄が出しやすくなると感じます。
なので、今回はチョコレートをプレーン生地の1/4量で加えました。
お好みで生地の濃さは調整してみてください。
きれいなマーブル模様を楽しもう♪
いかがでしたか?
カットしたときにきれいなマーブル模様が出るとうれしいですよね。
ぜひいろいろなフレーバーで試してみてください!