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マフィン型で作るブリオッシュのレシピ

date
2021/05/20
writer
miharu
category
パン作り

パン作りもマフィン型にお任せ!ブリオッシュを作ろう

気軽に作れてアレンジもできる、朝食やおやつにピッタリなお菓子、マフィン。このマフィンを作るときに使うマフィン型は、お菓子作りだけでなく、パン作りにもおすすめのアイテム。

今回は、コッタでも人気の「マフィン型」を使って作るブリオッシュのレシピをご紹介します。

ブリオッシュってどんなパン?

ブリオッシュは、フランス発祥の伝統的なパン。バターと卵をたっぷり使ったリッチな配合で、ふわふわとやわらかい食感と黄色いクラムが特徴。

砂糖を加えたパンの中では最も古く、もともとはお菓子の一種だったそうですよ。

ブリオッシュの形は、雪だるまのようなフォルムの「ブリオッシュ・ア・テット(フランス中世の僧侶の頭の意味)」が有名。他にも、円筒形の「ムースリーヌ」、パウンド形の「ナンテール」、王冠形の「クーロンヌ」などの種類も。

そして、ブリオッシュから派生して作られたお菓子には、「クグロフ」や「サヴァラン」といったものがあります。

マフィン型で焼くブリオッシュ・ア・テットのレシピ

今回使うマフィン型は、上口径が広がったタイプ。定番の形「ブリオッシュ・ア・テット」を作ります。

材料(マフィン型6個取1台分)

  • 強力粉…90g
  • 準強力粉…60g
  • グラニュー糖…15g
  • 塩…3g
  • インスタントドライイースト(耐糖性)…3g
  • 卵…60g
  • 牛乳…30g
  • 無塩バター…60g

下準備

  • 無塩バターは薄切りにして、使用するまで冷蔵庫で冷やしておく。
  • マフィン型にグラシンケースをセットする。
  • オーブンを250℃で予熱する(成形が終わったら予熱スタート)。
  • 全卵と水(どちらも分量外)を同量ずつ混ぜ、ドリュールを用意する。

作り方

  1. ホームベーカリーなどのこね機に無塩バター以外の材料を入れ、10~12分間こねる。
  2. 冷たい無塩バターを3~4回に分けて加え、15~18分間こねる。

    *バターを入れた後、一度ぐちゃぐちゃの状態になりますが、ケースから生地が剥がれるようになるまでこねてください。

  3. 25~27℃で30~40分間発酵。
  4. パンチをする。
  5. 生地を押さえて広げ、左右から1/3ずつ、向こう側と手前側からも1/3ずつ折る。

  6. バットに置いて表面を平らに整えたらビニール袋に入れ、冷蔵庫で12~16時間発酵。
  7. 生地を6等分にして軽く丸め、15~20分間ベンチタイム。
  8. 成形をする。
  9. すべての生地を丸め直して5分間ほど休ませる。

  10. とじ目が横になるように置く。
  11. 小指の側面をとじ目側から2/3くらいのところに当て前後に転がしてくびれを作り、雪だるまのような形にする。

    ここがポイント
    「生地がちぎれる寸前まで転がし、くびれを作る!」こと。

  12. 頭の部分を持ち上げて胴体の中心に押し込みながら、準備したマフィン型に入れる。
  13. *指先が型の底に当たるまで、しっかりと押し込みましょう!

  14. 28~30℃で50~60分間最終発酵。
  15. ドリュールをハケで2回塗り、210~220℃で10~12分間焼成。
  16. 型から外して出来上がり。

型を変えてブリオッシュ・ムースリーヌに

勾配のない円筒形タイプの「cottaオリジナルマフィン型」に入れて、ムースリーヌ形のブリオッシュにするのも◎

作り方は、ブリオッシュ・ア・テットと同様にベンチタイムまで進めたら、成形で生地を丸め直して型に入れます。
最終発酵後、十字に切り込みを入れて焼成すればOK!

「マフィン型で焼く♪ブリオッシュ・ア・テット」の詳しいレシピページはこちら

ブリオッシュ生地はアレンジもおすすめ♪

ブリオッシュ・ア・テットの生地に、バニラビーンズペースト・チョコレートチップ・オレンジピールを加えてアレンジしてみるのはいかがでしょう。

オレンジピールはグランマルニエの香りをプラスして、よりぜいたくで大人な雰囲気のブリオッシュに。

「チョコとオレンジのブリオッシュ」の詳しいレシピページはこちら

マフィン型でも焼ける!バターの香りいっぱいのブリオッシュ


ブリオッシュはフォアグラやソーセージと合わせてオードブルにしたり、生クリームやフルーツを添えてスイーツにしたりと、おいしい楽しみ方がいっぱい。
ドライフルーツなどを練り込んでアレンジするのもOKです。

ぜひマフィン型を活用して、ブリオッシュを作ってみてくださいね。

【おすすめの特集】ブリオッシュレシピブリオッシュレシピの特集はこちら
date
2021/05/20
writer
miharu
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

「楽しみながらパン作り」をモットーに、日々パンやお菓子作りに励んでいます。 パン教室主宰。

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