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【人気スイーツ】いちごタルトのレシピ・作り方

date
2023/03/20
writer
nyonta
category
お菓子作り

最高においしい、いちごのタルトを作ろう

甘酸っぱくて真っ赤ないちごをたっぷり飾ったいちごのタルト。
華やかな見た目とおいしさで、まさにフルーツタルトの王道ですよね!

主役のいちごを引き立てるには、おいしい土台作りが重要。

今回はこだわりポイントが詰まったリッチな土台で作る、最高においしいいちごタルトのレシピをご紹介します。

いちごタルトのレシピ(直径16cmのタルト型1台分)

いちごをたっぷりのせた華やかなタルト。

タルト生地を休ませる時間が長いので、作業は2日以上に分けて行うのがおすすめです。

パートシュクレ(タルト生地)を作る

材料

  • 無塩バター…60g
  • 砂糖(粉糖)…40g
  • 塩…ひとつまみ
  • 卵黄…1個
  • アーモンドプードル…20g
  • バニラペースト…小さじ1/2
  • 薄力粉…100g

作り方

  1. 常温に戻した無塩バター・粉糖・塩をボウルに入れ、ゴムベラで混ぜる。
    さらに卵黄・バニラペースト・アーモンドプードルの順に加えて混ぜる。

  2. ふるった薄力粉を加え、練らないように混ぜる。
    ラップで包み、冷蔵庫で一晩冷やしておく。

  3. めん棒とルーラーを使って3mmの厚さにのばし、タルト型へ敷き込む。
    角がしっかり出るように、底部分も丁寧に。フチは切り落とさず、冷凍庫で30分間ほど冷やす。

  4. 生地がしっかり冷えたらペティナイフでフチをそぎ落とし、フォークでピケする。
    冷蔵庫で冷やしておく。

クレームパティシエール(カスタードクリーム)を作る

材料

  • 牛乳…200g
  • 卵黄…40g
  • 砂糖(グラニュー糖)…50g
  • フランプードル…18g

  • 生クリーム…60g
  • バニラペースト…小さじ1

作り方

  1. ボウルに卵黄・グラニュー糖・フランプードルの順に入れ、泡立て器で混ぜる。

    牛乳を鍋に入れ、フツフツと沸いてくるまで温めてから卵黄のボウルに加えて混ぜ、茶こしでこしながら鍋に戻す。

  2. 中火にかけて絶えずかき混ぜながら炊く。
    かたくなってきてもすぐに火を止めず、クリームがトロッとやわらかくなるまで炊く。

    清潔なバットに広げ、ピタッとラップをかけて氷水の入ったポリ袋を上に置いて急冷する。
    *ある程度冷えたら冷蔵庫へ移し、中まで完全に冷やす。

  3. 網とカードを使って一度裏ごしする(※ここからフランジパーヌ用に40g取り分けておく)。

    ボウルに入れ、ハンドミキサーの羽根を1本付けてほぐす。
    かたく泡立てた生クリームを加え、バニラペーストも加えて混ぜる。

クレームフランジパーヌを作って土台を焼く

材料

  • 無塩バター…30g
  • 砂糖(粉糖)…30g
  • 全卵…30g
  • アーモンドプードル…30g
  • クレームパティシエール…40g

作り方

  1. ボウルに無塩バター・粉糖・全卵・アーモンドプードルの順に入れて混ぜ、冷蔵庫で2時間~一晩冷やす。
    クレームパティシエール40gを加え、よく混ぜ合わせる。

  2. パートシュクレを敷いたタルト型に入れてならし、冷蔵庫で1時間以上休ませる。

    170℃に予熱したオーブンで33~35分間焼成する。

仕上げる

材料

  • いちご…1パック~
  • 粉糖…適量
  • ナパージュ…適量

作り方

  1. 10mmの丸口金をつけた絞り袋にクレームパティシエールを入れ、中心から渦を巻くように絞る。
    一段絞った上にもう一段絞って二段重ねにする。

    *フチから1cmは絞らないようにして少し余白を残しておくと、フルーツを飾ったときに見栄えが良くなります。

    フチ部分にのみ、粉糖を茶こしで振る。

  2. いちごのヘタを取って半分にカットし、外側から順に並べていく。

    1周目は断面を内側にし、グルっと隙間なく並べる。2周目は断面が見えるようにし、やや斜めに並べていく。

    *クリームが見えないように隙間なく並べると、きれいに仕上がります。

  3. 3周目は断面を内側に。中央には、ハーフカットしたヘタ付きいちごを見栄え良くのせる。
    仕上げにナパージュを塗る。

  4. かわいいいちごタルトの出来上がり。

いちごのタルト」の詳しいレシピページはこちら。

レシピのポイント

いちごタルトをおいしく作るための、こだわりポイントをお教えします。

ポイント1.クレームフランジパーヌでリッチな味わいに

今回はクレームフランジパーヌ(クレームパティシエールの入ったクレームダマンド)をタルト台に詰め、土台にしています。

クレームダマンドよりしっとりした食感に仕上がり、コクも増してリッチな味わいに!
しっとりするぶんクリームとのなじみが良くなり、いちごと一緒に食べたときの食感も良くなります。

いちごはもちろん、水分量の多いフレッシュフルーツをのせて仕上げるタルトにぴったりな生地です。

ポイント2.ダレないクリームでカットした後も美しく

フランプードルで作るクレームパティシエールはダレにくく、安定性のある仕上がりに。
クリームの上にフルーツをたっぷり飾っても、動かずきれいにデコレーションできます。

よく冷やしてからカットすると、美しい断面に。

ケーキフィルムなどを巻くとお店のような仕上がりになりますよ。

ポイント3.主役はいちご!おいしいいちごをたっぷりと

土台が作れたら、主役のいちごをたっぷりと飾ってください♪

16cmのタルト型だと、いちご1パック全て使用すると丁度いいくらいの量になります。

今回使用したのは、「きらぴ香」といういちご。

いちごによって大粒・小粒と大きさが違ってくるので並べ方は参考程度に、お好みのデコレーションをお楽しみください。

ジューシーないちごがたっぷり!絶品タルト

リッチな味わいの土台に、たっぷりのいちごをのせた手作りいちごタルトは格別のおいしさ!

いちごのおいしい季節にぜひ作ってみてくださいね。

【おすすめの特集】タルトレシピタルトレシピの特集はこちら

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2023/03/20
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nyonta
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お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

製菓学校卒業後、ホテルやケーキ屋さんで働いていた経験を活かして、毎日楽しくお菓子作りしています。旬の食材で作る季節感のあるお菓子が大好きです!

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