アーモンドとキャラメルがリッチなフロランタン
サクサクのクッキー生地に、アーモンドスライスとキャラメルヌガーを合わせたリッチなお菓子、「フロランタン」。
お菓子屋さんでもよく見かけますよね♪
ザクザク食感だったり、ねっちり食感だったり、作り手の想いや作り方の違いで、さまざまな個性を見せてくれるお菓子のひとつではないでしょうか。
今回はおうちでも簡単に作れるフロランタンのレシピをご紹介♪
カットのコツもお教えします。
簡単♪ザクザクフロランタンのレシピ(20cm×20cmの正方形1枚分)
クッキー生地を作る
材料
- 無塩バター…100g
- 粉糖…55g
- 塩…2g
- 全卵…25g
- 薄力粉…100g
- 強力粉…70g
下準備
- 全ての材料を常温に戻しておく。
- 卵はときほぐして25g計量しておく。
- 薄力粉と強力粉は合わせてふるっておく。
作り方
- ボウルにバターを入れやわらかく練り、粉糖と塩も入れてゴムベラでしっかり混ぜる。
- ホイッパーに持ち替え、卵を2〜3回に分けて入れ、その都度しっかり混ぜ合わせる。
- ふるっておいた粉類を入れ、ゴムベラで切るように混ぜ合わせ、ひとまとめにする。
- ラップを広げて生地を置き、上からもラップをかぶせてめん棒で正方形にのばしていく。
- ある程度のばしたら、丸くなっている端部分をカードなどで切り落とし、生地の中心部分へのせる。
- このまま1時間以上、冷蔵庫で寝かせる。
- 180℃に予熱したオーブンを170℃に下げ、25分間焼成する。
生地の端がそれ以上広がらないように、ラップを折り返す。
ラップの上からのせた生地をなじませ、20cm×20cmの正方形に整える。
*シルパンで焼く場合、生地に穴を開ける作業(ピケ)は不要です。
アーモンドキャラメルヌガーを作る
ねっちりとした食感がお好きな方はあまり煮詰めずに。ザックリとした歯切れの良い食感がお好きな方は、ややしっかり目に煮詰めて。
キャラメルヌガーの煮詰め具合で、出来上がりの食感が変わります。
材料
- グラニュー糖…50g
- 水あめ…30g
- 無塩バター…50g
- 生クリーム…35g
- アーモンドスライス…100g
下準備
- アーモンドスライスは170℃のオーブンで10分間ローストしておく。
作り方
- アーモンドスライス以外の材料を鍋に入れて火にかけ沸騰させ、約1分間弱火で煮詰める。
- アーモンドスライスを入れ、キャラメルヌガーを絡めて弱火で少し煮詰める。
*とても焦げやすいので、煮詰める場合は絶えずかき混ぜて、様子を見ながら行いましょう。
組み立て・焼成
作り方
- アーモンドキャラメルヌガーをクッキーに満遍なく広げる。
- 180℃に予熱したオーブンを170℃に下げ、25~30分間焼成する。
- 焼き上がったら、20分間程度天板の上に置いておく。
- まな板やカット用の板にのせ、好みの大きさにカットすれば出来上がり♪
*シルパンでクッキーを焼いていた場合は、キャラメルヌガーが流れてしまうので、シルパットなどに移してください。
*途中、キャラメルヌガーがクッキーから流れ出してきたら、ゴムベラを使ってクッキー生地の上に戻すと◎
ザクザク食感に、香ばしいアーモンドとキャラメルの香りがたまりません!
チョコで飾っても◎
「ザクザク食感♪本格フロランタン」の詳しいレシピページはこちら。
フロランタンをきれいにカットするコツ
一度に大きく焼き上げるフロランタンは、カットが難しいという方もいらっしゃるのでは?
きれいにカットするための2つのコツをお教えしますので、ぜひ実践してみてください。
1.粗熱が取れるまで待つ
フロランタンは表裏をひっくり返して、クッキー面からカットするのがポイント。
そのため、クッキー部分がやわらかいと、ひっくり返すときに割れてしまいます。
フロランタンが焼き上ったら、粗熱が取れるまで天板にのせたままに。しばらくの間置いておくことで、クッキー生地がある程度かたくなります。
割れるのが心配な場合は、まな板やもう一枚の天板で生地を挟んでひっくり返す方法も◎
2.刃を小刻みに動かす&押し切りの組み合わせでカット
カットは、じゅうぶんな長さのあるナイフを使うのがおすすめです。
今回使ったのは、『VICTORINOX ウェーブナイフ36cm』。
まず、クッキーに垂直に当て、のこぎりで切るように前後に小刻みに動かしながらクッキー部分をカット。
キャラメル部分に達したら、下へ向かって一気に押し切りましょう。
これを繰り返し、お好きな大きさにカットしてください。
動画でおさらい
プレゼントにも最適!フロランタンを作ってみよう
まるでお菓子屋さんにあるような、リッチなフロランタン。
ポイントさえ押さえれば、簡単におうちで作ることができますよ♪
一度にたくさんできるのでプレゼントにもぴったり◎
ぜひ作ってみてくださいね。