5,500円以上ご購入で送料無料! - 4/30(火)16:00まで

cotta column

お菓子・パン作りの知的好奇心を満たす情報メディア

【人気!】基本のカレーパンのレシピ

date
2023/10/10
writer
aoi
category
パン作り

パン屋さんの定番人気といえばカレーパン!

お総菜パンの定番といえばカレーパン。パン屋さんでもコンビニでも大人気です。

今回は、初めて作る方にもわかりやすい基本のカレーパンのレシピをご紹介します。
揚げたてのカレーパンがおうちで食べられたらうれしいですよね!

カレーパンとは

カレーパンとは、パン生地でカレーを包んで衣をつけて揚げた日本発祥といわれているパン。

サクサクふんわりとした食感で、中からとろりとあふれる濃厚なカレーが何度も食べたくなるおいしさです。

パン屋さんやコンビニでは独自の特色あるカレーパンを開発し、看板商品としていることも珍しくありませんよね。

パンはあまり食べないけれどカレーパンは好き!という声も聞かれるくらい、特別な存在感があるパンです。

基本のカレーパンのレシピ(8個分)

「カレーパンを作りたいけど、油で揚げるのは難しそうだし手間がかかりそう」と諦めたことはありませんか?

そんな方にも試してほしい、ポイントを分かりやすく押さえた基本のレシピです。
本格的なカレーパンを手作りしましょう。

材料

  • 強力粉…160g
  • 薄力粉…40g
  • 砂糖…16g
  • 塩…3g
  • 全卵…20g
  • 水…106g
  • インスタントドライイースト…3g
  • 無塩バター…16g
  • カレー(フィリング用)…280g
  • 全卵…適量
  • パン粉…適量
  • 揚げ油…適量

下準備

  • 材料を常温にする。
  • 卵を溶きほぐす。
  • 暑い時期以外は、水を人肌程度に温めておく。

作り方

  1. ボウルに水とドライイーストを入れ、ドライイーストを溶かす。
    強力粉・薄力粉・砂糖・塩・卵を入れてカードで混ぜる。
  2. 水気がなくなれば、台に出して手でこねる。
    生地がつながってきたら無塩バターを混ぜ込み、押したりたたきつけたりしてこねる。

    のばすと薄い膜が張り、表面がなめらかになればこね上がり。

    *始めはべたつくが、こねるうちにまとまる。ホームベーカリーなどのこね機を使用してもOK。

  3. 生地をひとつに丸め、とじ目を下にしてボウルに入れる。

    ラップをかけて暖かい場所(30~35℃)で一次発酵(40分間~)。
    生地が約2.5倍の大きさになれば発酵完了。

    *環境によって発酵のスピードが変わるので、時間ではなく生地の大きさで判断する。

  4. 生地を手で押さえてガスを抜き、カードで8等分にして丸める。
    乾燥しないようにボウルなどをかぶせ、10分間ベンチタイムを取る。
  5. 再び生地のガスを抜いて、長さ約12cmの楕円形にのばす。

    8等分にしたカレーフィリング(1個あたり35g)を生地の中央にのせる。
    *生地の縁にカレーフィリングがつかないように注意する。

  6. 生地を半分に折って少し引っ張るように包み、とじ目をとじる。

    *生地をぎゅっと押しつぶすようにしっかりとじるのがコツ。
    しっかりとじないと、発酵時や揚げている途中にとじ目が開きやすくなるので注意。

  7. とじ目を下にして形を整える。残りの生地も同様に成形する。
  8. 生地全体(表面だけでなく裏面も)にハケで溶き卵を塗り、パン粉をつける。
    とじ目を下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べる。
  9. ふんわりとラップをかけ、発酵器などの暖かい場所(35℃)で、生地が乾燥しないように注意しながら二次発酵(30分間)。
    生地がひとまわり大きくなれば発酵完了。
  10. 揚げ油を180℃に温める。
    温めている間、生地を発酵器から出してラップを取り、表面を乾燥させておく。

    *生地の表面の水分を乾燥させることで油はねを防ぐ。また、カラッと揚がりサクサクに仕上がる。

  11. 180℃の揚げ油にとじ目を下にして入れ、片面1分半~2分間ずつ揚げる。
    生地の両面がきつね色の見た目になったら取り出し、油を切る。

    *一度に揚げるのは3個までにする。
    火加減は弱めの中火くらい。温度が上がりすぎないように注意する。温度計があるとよい。

  12. 完成!

揚げたてサクサクを食べるのがおすすめ!
冷めるとしっとりするので、その場合はトースターで少し焼くとサクサク感が復活しますよ。

初めてでも作れる!基本のカレーパン」の詳しいレシピページはこちら。

緩いカレーをフィリングにする方法

カレーパンのフィリング用に作られているカレーは、水分が少なく粘度があります。
それは、フィリングが緩いと包みにくく、発酵時や揚げる際に漏れ出る可能性があるから。

でも、自家製カレーや手軽なレトルトカレーを使ってカレーパンを作りたいときもありますよね。
そのまま包むには緩いカレーを使う場合は、手を加える必要があります。

自家製カレーやレトルトカレーを、簡単にちょうどよいかたさにする方法をお教えします。

材料(カレーパン8個分)

  • 自家製カレーやレトルトカレー…320g
  • 薄力粉…10g

作り方

  1. 鍋にカレーを入れ、薄力粉をふるい入れてよく混ぜる。
  2. 鍋を中火にかけ、フツフツしてきたら弱火で加熱。
    焦げないようにヘラでかき混ぜながら5分間程度煮詰める。
  3. 保存容器に移して冷ます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして、出来上がり。

 
カレーフィリングのかたさは、粗熱が取れたときにつまようじを立てて倒れないくらいを目安にすると◎

おうちで揚げたて!サクサクのカレーパン作りに挑戦

カレーパンは、揚げたての温かいうちに食べるのが最高においしい!

お店では必ず揚げたてに出会えるとは限りません。
揚げたてを食べられるのは手作りの醍醐味です!

油で揚げる工程は難しく感じますが、ポイントを押さえれば失敗しませんよ。
ぜひ手作りしてみてください。

【おすすめの特集】カレーパンレシピカレーパンレシピの特集はこちら

date
2023/10/10
writer
aoi
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
aoi

パンやお菓子を作ることが子どもの頃から大好き。自宅にてパン教室を主宰。パン作りの楽しさを伝え、パンのある食卓を提案しています。

コメント

この記事にコメントを書く

コメント

ニックネーム

※ コメント反映までにお時間をいただきます。コラム内容に関係のないコメントや、個人的なご相談などは公開を控えさせていただく場合がございます。

おすすめのコラム

マフィン型で焼くレモンクリームパンのレシピ

レモンを楽しむパンを焼こう暑い季節になると爽やかな食べ物が恋しくなります。特にレモンの酸味は夏にぴったり◎今回は、レモンの風味を楽しめるレモンクリームパンのレシピをご紹介します。生地に紅茶を練り込んだレモンクリームパンの...

1斤分にぴったり♪シフォン型で焼くちぎりパンレシピ

シフォン型はパン作りにも使える!シンプルな材料で気軽に作れて、幅広いアレンジやデコレーションが楽しめるシフォンケーキ。シフォンケーキを焼くための“シフォン型”を持っているという方、多いのではないでしょうか。シフォン型は、...

マヨネーズ好きさんに試してほしい!「キユーピー 固形マヨ」を使ったパンレシピ

「キユーピー 固形マヨ」を使ってパンを作ろう多くの人に愛されるマヨネーズ。さまざまな食材と相性が良く、そのままでも加熱してもおいしいですよね。中でもマヨネーズ×パンは人気の組み合せの一つ。今回は「キユーピー 固形マヨ」を...

パン屋さんでも大人気♪塩パンレシピ

パン屋さんで大人気の塩パンを作ろう夏はたくさん汗をかいて塩分が欲しくなる季節。今回は、そんな暑い夏にぴったりの塩パンレシピをご紹介します。塩パンの味の決め手である塩には、食塩ではなく天然塩を使用。作り方にも塩にもこだわっ...

4分間でこね上がる!クイジナートのハンドミキサーでパンを作ろう

パンがこねられるクイジナートのハンドミキサークイジナートのハンドミキサー(以下、クイジナート)で、パンがこねられることはご存じですか?簡単にパンがこねられるのでとってもおすすめ。私はクイジナートを使って、かなりの頻度でパ...

おすすめ PICK UP!

【人気!】基本のカレーパンのレシピ