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マカロンラスクのレシピ、失敗生地もリメイクできる!

date
2024/06/17
writer
nozomi
category
お菓子作り

マカロンがラスクに変身!

マカロンはお菓子作りの中でも難易度が高く、失敗することが比較的多いですよね。
「失敗したマカロン、どうしよう?」となった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、マカロンコックをラスクにする方法をご紹介します。
失敗したマカロンも、ラスクにおいしく変身させちゃいましょう。

マカロンラスクのレシピ(天板2枚分)

お菓子屋さんでも人気のマカロンラスク。実はおうちで簡単に作れます。

ここではマカロンコックの作り方からご紹介しますが、どのレシピでも大丈夫。
失敗したマカロンコックがある方は、「ラスクを作る」の工程から行ってください。

マカロンコックを作る

材料

  • 粉糖…80g
  • アーモンドパウダー…80g
  • 卵白…60g
  • グラニュー糖…60g
  • 食用色素…適量

下準備

  • できれば水溶性卵白(割って数日たった卵白か、賞味期限内の古い卵)を使用する。
  • ボウルと一緒に卵白を冷やしておく。
  • シルパット(もしくはオーブンシート)を用意する。
  • 絞り袋に8mmの丸口金をセットし、コップなどに立てる。

作り方

  1. アーモンドパウダーと粉糖を合わせて2回ふるう。

  2. 冷蔵庫でボウルごと冷やしておいた卵白をハンドミキサーで泡立てる。

  3. グラニュー糖を3回に分けて加え、ツノがピンと立つまで泡立てる。

  4. ふるった粉類を入れ、底から返すように優しく混ぜる。

  5. ある程度混ざったら2等分し、片方に食用色素で色を付ける。
    *今回はピンクと黒を入れてパステルピンクにしています。色を付けない場合は2等分せず作り方6へ。

  6. メレンゲがつぶれないように底から返すように混ぜ、全体が均一になるまで混ぜる。

  7. それぞれマカロナージュする。
    生地をゴムベラでボウルに優しく擦り付けながら、のばしたらまとめるのを何度か繰り返す。

    *メレンゲの中の大きな気泡だけを消すイメージで、ぎゅっと押し付けないようにするのがコツ。

  8. ゆっくりリボン状に落ちるくらいまでマカロナージュする。
    *生地がブツッと切れて落ちるようだとマカロナージュ不足。さーっと流れるようだとマカロナージュしすぎ。

  9. 絞り袋に生地を入れる。

  10. 絞り袋を真っ直ぐ構え、シルパットに生地を絞る。
    *口金の位置を固定し、高さ1cmの場所で動かないようにぎゅーっと絞ります。広がるので、作りたい大きさよりもひと回り小さく絞るのがコツ。

  11. シルパットの四隅をパタパタさせるか、天板の底をトントンして生地を広げる。

  12. 一部盛り上がっていたり、黒っぽく見えたりする部分に大きな気泡があるので、つまようじなどで引っ掻いて気泡をつぶす。

  13. 表面を指でそっとなでることができるまで乾燥させる。
    乾燥させている間にオーブンの予熱を150℃にし、予熱完了してから生地を入れるまで10分間以上は運転状態にしておく。

  14. 150℃に予熱したオーブンを140℃に下げ、13分間焼く。
    *ご自宅のオーブンに合わせて調整してください。

ラスクを作る

作り方

  1. マカロンコックが焼けたらオーブンから取り出し、シルパットから剥がさずに置いておく。
    *失敗したマカロンコックがある方は、シルパットなどにマカロンコックを並べてください。

  2. 予熱なしのオーブン80℃で45分間焼く。
    *100℃以上の設定しかない場合は、焼き色が付かないようにアルミホイルで覆うなど調整し、時間を短く焼いてください。

  3. 一つ取り出して冷めたら割ってみて、乾燥が不十分な場合は追加で焼く。

  4. 完成!

マカロンラスク(フレンチメレンゲ)」の詳しいレシピページはこちら。

レシピのポイント

マカロンコックをラスクにする際のポイントをお教えします。

マカロンコックは一度取り出す

オーブンの温度が高いまま乾燥焼きすると、焼き色が付いたり焼きすぎたりする原因に。

一度取り出してオーブン庫内の温度を下げてから、乾燥焼きするのがポイントです。

シルパットやオーブンシートから剥がさない

生地を絞ったシートから剥がさないことで、ラスクにした際に裏側がきれいに仕上がります。

剥がすとざらざらになってはしまいますが、味などに影響はありません。

低温で乾燥させる

ラスクにするには、マカロンコックの中の水分を乾燥させる必要があります。

今回は80℃の温度で45分間ほど焼きましたが、80~110℃の温度で乾燥するまで焼けば大丈夫。

温度を高くする場合は焼き色が付かないように、アルミホイルをかけたり下段で焼いたりと工夫をしたのち、焼成時間を短くすると〇

焼き上がりを必ずチェックする

乾燥焼きしたマカロンコックを一つオーブンから取り出し、冷めたら割ってみましょう。
しっかり中まで乾燥しているか確認し、乾燥が不十分な場合は再度加熱時間を延ばしてください。

冷めたらすぐに包装する

乾燥させたマカロンは湿気を含みやすいので、冷めたらすぐに包装するか、密閉容器にしまうようにしましょう。

包装する際は、シーラーなどで封をしっかりし、湿気るのを防ぐのが重要です。

おすすめラッピング

マカロンラスクは日持ちもして見た目もかわいく、一度にたくさん作れるのでプレゼントにもおすすめです。

ラッピング1.円筒ケースのラッピング

ミニサイズのマカロンは円筒ケースに。リボンでかわいく仕上がります。

円筒とリボンのバレエ風ラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。

ラッピング2.透明袋のラッピング

クッキーみたいに重ね、透明袋で包装するのも◎

リボンと透明袋のラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。

割れないように気をつけて持ち運びましょう。

アレンジレシピ

スイスメレンゲで作るマカロンラスクのレシピです。
3色の大きめマカロンラスクが出来上がります。

マカロンラスク(スイスメレンゲ)」の詳しいレシピページはこちら。

失敗生地の救済に!マカロンはリメイクできる

今回は、見た目もかわいいマカロンラスクのレシピをご紹介しました。

失敗しやすいマカロン生地も、リメイク方法がわかれば挑戦しやすいですよね。

失敗してもしなくても、おいしくて華やかなマカロンラスクにチャレンジしてみてくださいね。

【おすすめの特集】マカロンレシピマカロンレシピの特集はこちら

date
2024/06/17
writer
nozomi
category
お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

かわいいスイーツ大好きなnozomiです。 スイーツコーディネーターとしてお菓子作りのお仕事をしています。 お菓子教室開催しています。

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