はじめまして。
パンやお菓子作りが大好きなeriです。
食べてくれた人が喜んで笑顔になってくれるのがうれしくて。
おうちでも作りやすい、パンやお菓子作りをお伝えしていきます!
長野県で愛される牛乳パンとは
長野県を代表するご当地パン、「牛乳パン」をご存じですか?
牛乳パンは、約60年前に長野県で誕生したといわれるパン。
厚みのある四角いパンにクリームが挟んであるのが定番ですが、お店によって丸形などさまざまな形のものもあります。
レトロなパッケージも人気なんですよ。
今回は、おうちで牛乳パンが作れちゃうレシピをご紹介します。
ミルクたっぷり!ふんわり牛乳パンのレシピ(18×18cmスクエア型1台分)
ふわふわのパン生地に、たっぷりとサンドされたクリームが特徴です♪
パン生地を作る
材料
- 強力粉…165g
- 薄力粉…85g
- 砂糖…25g
- 塩…2.5g
- インスタントドライイースト…3g
- 牛乳…175g
- 無塩バター…25g
*牛乳は、室温が25℃前後ある場合は常温、室温が低い場合はぬるめ(40℃前後)のものを使用します。
下準備
- スクエア型にクッキングシートをセットしておく。
作り方
- バター以外の材料をホームベーカリーやこね機にセットし、スイッチオン。
10分後にバターを投入し、さらに10分間ほどこねる。 - こね上がったら、きれいに丸め直してボウルに入れる。
ラップをかぶせて30℃に設定したオーブンや発酵器で、生地が2倍程度の大きさになるまで一次発酵させる(40~50分間)。
*発酵完了の確認には、指先に粉を付けた人差し指を生地の真ん中にさして抜きます。指をさした穴の跡が残っている状態であれば、発酵完了の目安(フィンガーテスト)。
- 手で軽く生地を押して、ガス抜きをする。
- カードで生地を5等分にカット。
はかりを使って同じ重さになるように調整したら、丸める。
*生地を細かく切り刻まないように注意!
- 室温に15分間ほど置く(ベンチタイム)。
*生地が乾燥しないように、ラップやかたく絞ったぬれ布巾をかぶせておきましょう。
- 成形する。
生地のとじ目を上にして、めん棒を使って幅15cmほどの楕円にのばす。*手持ちのカードの大きさを把握しておくと、生地の長さを確認するときに便利。
- 生地を上からと下から、それぞれ中央に向かって少し重なるくらいのところで折り畳む。
手で全体を押さえ、隙間をなくしておく。
- さらに生地を半分に折り畳み、とじ目を指でつまんでしっかりとじておく。
- 棒状になった生地を転がして太さを整え、長さ17cmになるまでのばす。
- 5個全ての生地を同じように棒状にし、型に並べる。
- 生地が2倍に膨らむまで、オーブンの発酵機能35℃で約25分間かけて発酵させる。
生地の乾燥が気になるときは、霧吹きで水をかけるとよい。*オーブンの発酵機能を使う場合は、予熱時間を考慮して早めにオーブンから出し、予熱スタート。残りは室温で発酵させてください。
- 天板を入れた状態で190℃に予熱したオーブンで、約20分間焼成する。
*天板を入れて予熱をしておかないと、型の部分の焼き色が付きにくくなります。天板を入れ忘れないように注意!15分間ほど経過して焼き色が濃くなっていたら、表面にアルミホイルをかぶせて焼くなど工夫を。
ミルククリームを作って仕上げる
材料
- 無塩バター…50g
- コンデンスミルク…30g
- グラニュー糖…15g
- 生クリーム(脂肪分40%以上がおすすめ)…50g
作り方
- ボウルに無塩バター・コンデンスミルク・グラニュー糖を入れる。
バターがかたい場合は、ボウルを少しだけ湯せんにあてて、バターをやわらかくする。そこに生クリームを少しずつ加えながら混ぜていく。
- 全体が混ざったら、ハンドミキサーでしっかり立てる。
- 熱が取れたパンを半分にスライスする。
- クリームを全体に塗り広げて、サンドする。
- ナイフで好みの大きさにカット。
- 完成!
ふんわり歯切れのよい生地作りとなめらかなクリーム作りのポイント
強力粉と薄力粉をブレンドした生地
今回の生地の配合では、強力粉と薄力粉をブレンド!
クリームとの食べやすさを考えて、ふんわり食感の中にも歯切れが良くなるよう、タンパク含有量の少ない薄力粉を加えています。
生クリームの脂肪分は40%以上がおすすめ
パンに挟むクリームには生クリームを入れています。
脂肪分が低いとバターが分離しやすくなるので、40%以上の生クリームを使うのが◎
生クリームは少しずつ加えて混ぜ、分離しないように注意して立てていってくださいね。
おうちであの牛乳パンを作っちゃおう!
ふんわり生地にミルキークリーム!お子さまから大人の方まで、きっと大好きな味の牛乳パン。
今回はスーパーにある材料で、手軽に作れるレシピをご紹介しました。
レシピにインスタントコーヒーを加えたら、コーヒー牛乳パンも楽しめちゃいます♪
ぜひ、おうちで作りたての牛乳パンをお試しくださいね。

記事をシェアする

じゃむさん
2022/05/07 09:11
美味しいパン紹介ありがとう
まるさん
2022/05/07 12:34
クリームが分離して使い物になりませんでした。生クリームの乳脂肪分以外に注意する点があるのでしょうか。少しずつ注意しながら混ぜてたんですけどね…
はちさん
2022/05/14 15:39
お店のパンみたいに美味しく作れました。
が、長野県民的にはクリーム倍量は欲しいかなと思い、倍量で作りました。
そのかわり、35%の生クリームです。
分離しましたが、少ーしレンジでチンして混ぜると、分離はなくなりました。
ありがとうございます。
eriさん
2022/05/16 21:58
じゃむ様
コメントいただきましてありがとうございます!
ぜひ機会がありましたら、作ってみて頂けると嬉しいです。
eriさん
2022/05/16 22:02
まる様
コメントいただきましてありがとうございます。
クリームが分離してしまったのですね。最初にボウルに、無塩バター、コンデンスミルク、グラニュー糖を入れたら、湯せんでバターが半分くらい溶けるまで温めて、その後、泡立て器で混ぜてから、生クリームを最初はほんの少し入れて混ぜて頂き、少し加えては混ぜ、混ざったら次の生クリームを加えて。
と進めて頂くと分離しにくくなると思います。
また機会がありましたら、チャレンジしていただけたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。
eriさん
2022/05/16 22:07
はち様
コメントいただきましてありがとうございます。
また、牛乳パン作ってくださって嬉しいです!
クリームの量はお好みの量で調整していただいて大丈夫です^^
今回のレシピは、ちょっとあっさりな召し上がっていただける牛乳パンレシピをご紹介させて頂いてます。
また、今回のクリームは、バターに生クリームを加えて、それを泡立てているので、生クリームの脂肪分が低めだったり、加えるタイミングによっては、分離しやすいかもしれません。
少し温めて頂いたら大丈夫でしたという事でよかったです。
また何かご質問などございましたら、コメントいただけるとありがたいです。
よろしくお願い致します。
さとさん
2022/05/20 08:09
カットした形が可愛くて売ってるようなパンが作れました。
クリームは脂肪分47%を使い、eriさんのコメントを参考に5から10gずつ生クリームを入れたり、入れるごとに3秒ほど湯煎につけてから混ぜると分離せずなめらかなクリームになりました。
また作りたいです。ありがとうございました!
mareさん
2022/05/26 23:50
牛乳パン作りました。皆さんのコメントを参考にしながら、分離せずに1.5倍で作りました。
微細グラニュー糖でしたので、昔食べたザクザクした感じではなく口当たりが良かったです。
某店は昔よく食べていたが、大人になって食べてないな~(今は入手困難)
ノスタルジーになりました。(^^ )
eriさん
2022/05/28 15:52
さと様
コメント頂きましてありがとうございます。
お店のようなパンに仕上がったのですね!
教えて下さってすごく嬉しいです^^
クリームも丁寧に作ってくださってありがとうございます。
ぜひぜひまた作って下さい♬
eriさん
2022/05/28 15:55
mare様
コメント頂きましてありがとうございます。
クリームを1.5倍量で作ってくださったのですね。
クリームたっぷりだとさらにミルキー感が増しておいしいですよね!
昔よく召し上がられていたということで、懐かしさを感じて頂けてよかったです。
また機会がありましたらぜひ作ってみて下さい^^
コメントを残す