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【失敗なし!】チョコロールケーキのレシピ

date
2023/12/20
writer
nyonta
category
お菓子作り

人気スイーツ・チョコロールケーキが失敗しないコツ、教えます!

ココア入りの生地は気泡がつぶれやすかったり、膨らみづらかったりと、プレーンな生地より少し難易度が高いですよね。

今回のコラムでは、ちょっとしたコツでチョコロールケーキがふわふわ・なめらかに作れるレシピをご紹介します!

チョコロールケーキのレシピ(3cm幅にカットしたもの7~8個分)

濃厚なチョコクリームをココア入りの生地で巻いた、贅沢なチョコロールケーキのレシピです。

ココアロール生地を作る

材料(27cm正方形ロールケーキ天板1台分)

  • 全卵(M玉)…3個
  • 砂糖(グラニュー糖)…80g
  • 薄力粉…40g
  • ココアパウダー…12g
  • 牛乳…35g
  • 無塩バター…20g

作り方

  1. ボウルに全卵とグラニュー糖を入れ、ボウルの底を湯せんに当ててホイッパーで混ぜながら36℃程度まで温める。

  2. 全卵の湯せんが終わったら、別のボウルに入れた牛乳と無塩バターを湯せんにかけて温めておく。

  3. 1をハンドミキサーの高速で白くもったりするまでしっかりと泡立てたら、速度を低速にして2分間ほど混ぜてキメを整える。

  4. 薄力粉をふるいながら3~4回に分けて加え、ゴムベラで混ぜる。

  5. 湯せんにかけておいた牛乳とバターのボウルに、ココアパウダーを茶こしでふるって加え、ホイッパーで手早く混ぜる。

  6. 生地を一部加え、ホイッパーで混ぜる。

  7. 全卵のボウルに戻し入れ、ゴムベラで丁寧に混ぜ合わせる。

    100ccカップに生地を満杯まで入れ、比重を量る。
    全体が均一に混ざった段階で量ると33g程度。このままでは少し軽い。

  8. カップに入れた生地を戻し、さらに7回ほど混ぜる。
    100ccカップで38~39gになればOK。

    *ココア生地は数回混ぜるだけでも気泡がつぶれやすいので、混ぜ過ぎないようにするのがコツ!

  9. くりかえし使えるオーブンシートを敷いたロールケーキ天板に流し入れてカードでならし、少し高い所から2回程落として空気を抜く。

  10. 210℃に予熱したオーブンを190℃に設定しなおし、11~12分間焼成する。
    *途中7分くらいで天板の向きを入れ変えてください。

チョコクリームを作って巻く

材料

  • チョコレート…45g
  • 生クリーム(乳脂肪分42%)…150g

作り方

  1. 生クリームの半量を耐熱容器に入れ、レンジで沸騰直前まで温める。
    チョコを入れたボウルに注ぎ、30秒間程度置く。

    ホイッパーで中心からくるくる混ぜて乳化させる。

  2. 残りの生クリームを加えて混ぜる。
    ボウルの底を氷水に当て、ハンドミキサーでかために泡立てる。

  3. ココアロール生地の焼き面を表にして筋入りクラフト紙の上に置き、巻き終わりになる辺を少し斜めに切り落としておく。

  4. チョコクリームを全体に塗り広げる。
    手前の部分は気持ち多め、巻き終わり部分は少なめに。

  5. 手前の紙を持ち上げて芯を作り、そのまま向こう側に転がして巻く。

  6. 下の紙を押さえながら、巻き終わりに定規などをあててグッと締める。

  7. 巻き終わりを下にしてテープで留める。
    ラップに包み、冷蔵庫で2時間以上冷やして落ち着かせる。

  8. 端を切り落とし、約3cm幅にカットして出来上がり。

チョコロールケーキ」の詳しいレシピページはこちら。

レシピのポイント

ふわふわのココアロール生地と、なめらかなチョコクリームを作るコツをお教えします。

ココアを牛乳+バターに混ぜる

ココアは小麦粉に比べて油脂分が多いので、小麦粉だけで混ぜるときと同じように混ぜると気泡がつぶれやすくなります。

気泡がつぶれた状態ではふっくら焼き上がらず、目の詰まった生地になって食感もかたい仕上がりに。

水分+油脂分に混ぜることでココアがしっかりと溶け、混ぜる回数を減らせるため気泡がつぶれにくくなります。

混ぜ合わせる作業に慣れていない場合におすすめの方法ですよ。

生地の比重を量る

「気泡をつぶさないように」と気を使い過ぎて混ぜる回数が少ないと、今度は逆に生地が軽くなり過ぎてしまう原因に。

生地が軽すぎると大きく膨らんで大きく縮み、食感にも見た目にも影響が出ます。

今回は生地の混ぜ終わりの目安として、比重を量ってみました。

材料を全て混ぜ終わった状態で、100ccカップで比重を量ると約33g。この状態で焼き上げると、ふわっふわに焼き上がりましたが、冷めると縮んでつぶれ気味に。

今回の配合では、38~39gに整えるとちょうどよい焼き上がりになります。

おすすめのコラム
お菓子生地の「比重」とは?

チョコクリームは乳脂肪分とカカオ分をチェック

チョコレート入りのクリームは油脂分が高くなるので、ボソボソになりやすいという難点があります。
そのため、生クリームの乳脂肪分とチョコレートのカカオ分のバランスに注意が必要です。

生クリームは脂肪分40~42%程度のものが◎
47~48%のものを使用する場合は、半量を35%にするか、1/3程度を植物性生クリームに置き換えるとバランスが良くなります。

チョコレートはハイカカオ(70%以上)だと分離しやすくなり、甘みも少なくなります。
カカオ分50~60%のチョコで作るのがおすすめです。

また、チョコレートは冷えるとグッと締まるので、チョコクリームが出来上がったらすぐに巻いてくださいね。

アレンジすればブッシュドノエルにも!

基本のチョコロールケーキがうまく作れるようになれば、アレンジも自由!クリスマスの定番・ブッシュドノエルも作れちゃいます。

チョコクリームは1.5~2倍量で作ればOK!
切り株に見立ててクリスマスデコレーションして、かわいいブッシュドノエルを完成させましょう♪

クリスマスシーズンにぜひ挑戦してみてください。

コツをつかめば、チョコロールケーキも失敗知らず!

今回のコラムでは、チョコロールケーキがふわふわ・なめらかに作れるレシピをご紹介しました。

ちょっとしたコツで、グッと仕上がりが良くなるのがお菓子作りの楽しいところ。

キメの整ったふわふわなココア生地と、たっぷりのチョコクリームで、最高においしいチョコロールケーキをお楽しみください♪

【おすすめの特集】ロールケーキレシピロールケーキレシピの特集はこちら

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2023/12/20
writer
nyonta
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お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

製菓学校卒業後、ホテルやケーキ屋さんで働いていた経験を活かして、毎日楽しくお菓子作りしています。旬の食材で作る季節感のあるお菓子が大好きです!

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