cotta column

生クリームとホイップクリームの違い、ご存知ですか?

date
2018/06/19
writer
misa
category
お菓子作り

生クリームとホイップクリームは何が違うの?

お菓子作りに欠かせない生クリームやホイップクリーム。
いろんな商品があるけれど、どれを選ぶか、どう違うのか、迷ったことはありませんか?

今回は、一般に“生クリーム”や“ホイップクリーム”と呼ばれるクリームについてのお話です。
「なんとなくしかわからない」という皆さんのお役に立てたらと思います。

クリームの種類


一般に“生クリーム”と呼ばれるのは、動物性脂肪(乳脂肪)=生乳のみを原材料としたもの。
他のものが入っていると生クリームとは呼べません。生乳から乳脂肪分だけを遠心分離で取り出し、濃縮させて作られます。

“ホイップクリーム”は、動物性脂肪に植物性脂肪を加えたもの、または植物性脂肪のみのものです。

ただこれは一般的にであって、食品衛生法に基づく規格でいうと、ちょっと名称が異なります。

細かい話ですがここを知っていただくと、クリーム選びがぐぐっと分かりやすくなるのではないかと思います。

パッケージの裏を見てみよう!!

それぞれのクリームの原材料などが書かれているところを見てみてください。

1.種類別:クリーム


生乳のみを原料とし、乳脂肪分18%以上と定められています。
*泡立てるには最低35%以上の乳脂肪分が必要です。

2.名称:乳等を主要原料とする食品


こちらは3種類あります。

a.“種類別:クリーム”に安定剤や乳化剤などを添加したもの

b.乳脂肪の一部を植物性脂肪に置き換えたものでコンパウンドクリームとも呼ばれる

c.純植物性脂肪のもの

それぞれ、もう少し詳しくお話していきますね。

1.種類別:クリームとは

純乳脂であり、食品添加物などが一切入っていないもので、パッケージには通称として“純生クリーム”と書かれていることも。
クリーム本来の風味・口溶け・コクが存分に味わえます。
消費期限はとても短く、金額は最も高価です。
*乳脂肪分の割合が高いほどコク(風味)・かたさ・分離のしやすさなどが強くなります。

こんな時にオススメ

  • 生クリーム本来の風味を大切にしたい時。
  • 添加物が気になる方。

2.名称:乳等を主原料とする食品とは

a.“クリーム”に安定剤や乳化剤などを添加したもの

純乳脂ではあるが、安定剤や乳化剤、その他の添加物が入ったもので、パッケージには“純乳脂”、“生クリーム100%使用”などと書かれています。

1のクリームと混同してしまいがちですが、ちゃんと違いがあるのです!!
風味は1と変わりなく、添加物によって安定性や保形性が良くなり、扱いやすくなっています。
消費期限は短めで、金額は1よりややお安めのものが多いです。

こんな時にオススメ

  • 生クリーム本来の風味は欲しいけれど、少しでも安定性(分離しにくさ)、保形性を上げたい時。
  • 夏場など環境が悪い時は特に1よりおすすめ。
  • *bやcに比べると分離しやすいですが、1に比べると分離しにくいです。

b.乳脂肪の一部を植物性脂肪に置き換えたもの(コンパウンドクリーム)

c.純植物性脂肪のもの

パッケージに『〇〇フレッシュ』や『〇〇ホイップ』などと書かれています。
風味や口どけは純乳脂に劣りますが、作業性の良さ・ダレにくさ・さっぱり感からこちらが適していることも。
消費期限がとても長く、日持ちします。
添加物が多く、金額は最も安価です。

こんな時にオススメ

  • 純乳脂は黄みがかっているので、白さを求める時。
  • 軽さ、さっぱりさが欲しい時。
  • よりしっかり形を保って欲しい時。
  • 価格が安いので気軽に使いたい時。

使用感やお味は?どんな違いがあるの?

実際に泡立てて比べてみました。
使用したのはコチラの2種。

それぞれ100mlに7g加糖し、氷水につけながらハンドミキサーの低速で、やわらかい角が立つ状態まで泡立てました。

*クリームの管理状況・使用するハンドミキサー・ボールの形状・サイズなど、条件が変わると当然時間は変わるので、一つの目安として捉えてくださいね。

純生クリーム(47%)

泡立てにかかった時間:45秒

乳脂肪分の割合が低くなるほど泡立てに時間がかかります。ちなみに乳脂肪分35%の純生クリームだと1分10秒かかりました。

少しとろみがついてくると、あっという間にかたくなってしまうので注意が必要。

食べてみると

ミルクの風味がとても良い。コクがあって口どけが良い。

ホイップクリーム

泡立てにかかった時間:1分25秒

純生クリームの倍近くの時間がかかりました。
ある程度とろみがついたあともすぐにかたくなったりぼそついたりしにくい。

食べてみると

ふわっと軽いけれど、口どけは純生クリームの方が良い。
乳製品独特の風味はないのであっさりした感じ。

デコレーションに使用してみました

ホイップクリームと生クリーム(47%)でデコレーション。

色合いがだいぶ違いますね。

いろいろ使ってみると面白い!!

純乳脂47%・35%・ホイップクリームのケーキを作り、家族にも食べ比べをしてもらいました。
みんな、はっきりとお味の違いが分かったようです。

用途に応じて選ぶのも大事ですが、ご興味のある方はぜひいろんなタイプのクリームを試して実感してみてください。
とっても面白いですよ♪

date
2018/06/19
writer
misa
category
お菓子作り

スイーツ好き、おしゃべり好き♡お菓子教室の講師は天職だと最近感じています(笑)少しでもお役に立てるお話が出来たら嬉しいです♪

sayappiさん

2019/04/11 03:53

生クリーム比較の記事参考になりました^_^
お菓子教室の先生なのですね!私は英語を教えてます。私は今ホットケーキミックスや粉一通り合わせるマフィン作りにはまっていて、色々調べてたら、このサイトを見かけました。小さなオーブントースターで出来るかトライしましたが、やはり焼けすぎたり、アルミfoilをかけて焼いても生焼けになったりしました。同じレシピをオーブンで焼くと美味しく焼きあがりました。生地の厚さを調整してもミニオーブントースターでは温度が上がりすぎるのか、やはり綺麗な仕上がりにはなりません。試行錯誤も楽しいものですね^_^

misaさん

2019/04/11 10:07

sayappiさん コメントありがとうございます!!参考になったとのお言葉とても嬉しいです( *´艸`) 英語の先生でいらっしゃるのですねー!!講師繋がり嬉しいです。焼く道具であるオーブンとオーブントースター。庫内の広さや熱源との距離、温度を一定に保つことに特化しているか、ある温度まで手早く上げることに特化しているか、など意外と違いが大きいですね!最近は温度調整機能があったり、スチーム機能があったり、オーブントースター事情もなかなか多様になっていると思います(*^^*) トースターでも焼いてみたい!という試行錯誤!!素晴らしいですね♡ 実際に試してみると、たとえ上手くいかなくても発見はあって面白いですものね♪私も日々試行錯誤!頑張ります!!

この記事にコメントを書く

コメントを残す

line

line

line

line

sugar

cottalicense

cottalicense

公式SNSをフォローしておすすめ情報を受け取ろう♪

cotta columnでは、お菓子・パンづくりが大好きな人達が役立つ情報を配信しています。