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マスカルポーネはどんなチーズ?クリームチーズと比べてみた!

date
2019/05/29
writer
みのすけ
category
お菓子作り

マスカルポーネについて知ろう!

料理やお菓子のレシピに出てくるマスカルポーネ。
クリームチーズと何が違うの?と疑問に思っている方も多いはず。

今回はマスカルポーネとクリーズチーズを比較して、そんな疑問を解決します!
マスカルポーネを使ったティラミスとパウンドケーキのレシピ付きです♪

マスカルポーネとクリームチーズの違い

マスカルポーネ

マスカルポーネに含まれる乳脂肪は80%程度とチーズの中では高い部類。
牛の生乳に熱を加え、酸を加えて固めたものを布などでこし、水分を抜いて作られます。

原産地はイタリアのロンバルディア地方。
昔は生乳に脂肪分が多く含まれる冬にしか作られず、この地方の貴重な特産品だったそう。

マスカルポーネの語源は「mas・que・bueno!(マス・ケ・ブエノ)」。
「なんて素晴らしい味なんだ!」という意味で、昔マスカルポーネを食べたスペインの高官がこのように褒めたんだとか。

その他にも諸説あり「ミルクのクリーム」という意味の方言「マスケルパ」が語源だとする説もあります。

クリームチーズ

クリームチーズは生乳を乳酸発酵させ、ホエイ(乳清)を取り除いて作られます。

クリームチーズに似たチーズは古くからヨーロッパで食べられていましたが、現在の形ができたのは19世紀のアメリカ。

あるメーカーが作ったチーズケーキのレシピがきっかけで、お菓子の材料として世界中に広まりました。

実際に比較してみた!

冷蔵庫から出したてのマスカルポーネとクリームチーズを比較してみました。

色を比べてみましょう。
クリームチーズは薄いクリーム色、マスカルポーネは真っ白であることがわかりますね。

感触

クリームチーズとマスカルポーネの手前側を軽く押してみました。

クリームチーズは粘土のようなかたさ、マスカルポーネはとてもなめらかなやわらかさです。
画像からマスカルポーネのほうが伸びが良さそうなことがわかりますね。

マスカルポーネはコクがあり、ほんのり甘いミルキーな味わい。
クリームチーズはコクとチーズらしい風味・酸味・塩味があります。

どちらも同じ生乳からできていますが、製法が異なるのでそれぞれ個性のあるチーズができるのですね。

マスカルポーネを使ったスイーツのレシピ

マスカルポーネを使った有名なスイーツといえばティラミス。
イタリア語で「私を元気づけて!」という意味があり、たっぷりのマスカルポーネと卵が入った栄養満点のお菓子です。

今回はシンプルでオーソドックスなレシピをご紹介します。

ティラミスのレシピ(直径6cm×高さ8cmのトールカップ3個分)

コーヒーシロップを作る

材料
  • グラニュー糖…15g
  • インスタントコーヒー…1g
  • 水…30g
作り方
  1. 材料を全て火にかけ、沸騰したら冷ます。

ティラミスクリームを作る

材料
  • 卵黄…1個(20g)
  • グラニュー糖…20g
  • 水…5g
  • マスカルポーネ…100g
  • 生クリーム…100g
  • 粉ゼラチン…2g
  • 水(粉ゼラチン用)…10g
下準備
  • 粉ゼラチンを水でふやかしておく。
  • 生クリームは氷水をあてて7分立てにしておく。
作り方
  1. 卵黄・グラニュー糖・水をボウルに入れ、ホイッパーで混ぜる。
  2. 1を湯せんで80℃になるまで加熱する。
    温度が上がったら湯せんから外し、粗熱が取れるまでホイッパーで混ぜ、空気を含ませる。
  3. マスカルポーネを加え、よくほぐす。
  4. 水でふやかしておいたゼラチンを湯せんで溶かし、加える。
  5. 7分立てにしておいた生クリームを2回に分けて加え、さっくり混ぜる。

仕上げ

材料
  • スポンジ(ココア)…15cmのもの1/2台分
  • ココアパウダー…適量
作り方
  1. スポンジを1cmの厚さにスライスし、カップより一回り小さい丸型で6枚抜く。
  2. カップにティラミスクリームを入れ、1のスポンジを1枚のせてコーヒーシロップをうつ。これを繰り返す。
    *カップ1個分にスポンジを2枚使用し、クリームが3層になるように組み立てる。
  3. 冷蔵庫で冷やし固める。
    食べる直前にココアを振って出来上がり。

「ティラミス」の詳しいレシピページはこちら

マスカルポーネパウンドのレシピ(18cm型1台分)

チーズ独特のくせがないマスカルポーネは、ティラミス以外にもぜひ使ってほしい食材。
焼き菓子に加えると、しっとりと風味豊かに仕上がります。

今回はパウンドケーキに加えてみました。

パウンドケーキを作る

材料
  • 無塩バター…90g
  • 粉砂糖…80g
  • 塩…ひとつまみ
  • 全卵…50g
  • 薄力粉…90g
  • ベーキングパウダー…2g
  • マスカルポーネ…50g
下準備
  • バター、卵を常温に戻しておく。
  • 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
  • 型にオーブンシートなどを敷いておく。
作り方
  1. やわらかくしたバターに粉砂糖をふるい入れ、塩も加えて白っぽくなるまですり混ぜる。
  2. ほぐした卵を数回に分けて加え、その都度混ぜる。
  3. ふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを加え、なめらかになるまで混ぜる。
  4. マスカルポーネを加え混ぜる。
  5. 型に流し170℃で40分間焼き、型から外して冷ます。

チーズフロスティングを作る

材料
  • 無塩バター…50g
  • 粉砂糖…20g
  • 塩…ひとつまみ
  • マスカルポーネ…50g
作り方
  1. やわらかくしたバターに粉砂糖と塩を加え、白っぽくなるまですり混ぜる。
  2. マスカルポーネを3回に分けて加え混ぜる。

仕上げ

作り方
  1. パウンドケーキにチーズフロスティングをのせ、ラップをして形を整える。
    冷蔵庫で冷やし固める。

  2. お好みで溶けない粉砂糖を振って、出来上がり。

「マスカルポーネパウンド」の詳しいレシピページはこちら

いつものレシピにマスカルポーネを

くせがなくお菓子や料理の風味を豊かにしてくれるマスカルポーネ。
いつものレシピに加えると、思いがけないおいしさに出会えるかも。

たとえば、生クリームと合わせるとミルキーでコクのあるクリームに。
ロールケーキ・タルト・シュークリームなどの定番お菓子に使っても、一味違う仕上がりになります。

ぜひいろいろなレシピに取り入れてみてください。

【おすすめの特集】ティラミスレシピティラミスレシピの特集はこちら
date
2019/05/29
writer
みのすけ
category
お菓子作り

お菓子作りがなにより楽しく、食べることも大好きです。菓子製造技能士2級(洋菓子)取得済。

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