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オレンジジュース100%で仕込む 爽やかシュガートップのレシピ

date
2021/06/07
writer
chiyo
category
パン作り

オレンジジュースでパンを作ろう!

パンを作るときの仕込み水には、水や牛乳を使うことが多いですよね。
今回ご紹介するのは、なんとオレンジジュースを使ったパン。

爽やかで夏らしい香りの楽しめる生地で作る、シュガートップのレシピをお教えします。

オレンジジュースを使うときのポイント

オレンジジュースを使う場合も、作り方は普通のパンとほぼ同じ。仕込み水としてオレンジジュースを使えばOKです。

気をつけるべきポイントをひとつ挙げるなら、オレンジジュースの温度。

オレンジジュースは普段冷蔵庫で保存していますよね。冷えた仕込み水をパン生地に使用すると、こね上がりの生地温度がかなり低めになってしまいます。

オレンジジュースを常温に戻すか、少し温めてから使用することで、いつもどおりの一次発酵の時間で作業を進めることができますよ。

ですが、冷蔵庫から出したてを使ってしまった場合も焦らなくて大丈夫!時間をかければしっかり発酵します。

また、室温が上がる夏場は、比較的発酵しやすい時期。
ホームベーカリーなどを使用する場合も、こね上がりの生地温度が上がりやすいので、環境に合わせて調整してみてください。

オレンジジュースで爽やかシュガートップのレシピ

パン作りに使用するオレンジジュースは、果汁100%のものがおすすめ。
オレンジの風味がしっかり感じられるので、おいしいパンが作れます。

材料

  • 強力粉…200g
  • ドライイースト…2g
  • 塩…3g
  • 砂糖…20g
  • スキムミルク…5g
  • 無塩バター…15g
  • オレンジジュース…140g
  • レーズン…60g
  • ワッフルシュガー…適量
  • 有塩バター…適量
  • 全卵(照り卵用)…適量

下準備

  • レーズンは湯通しし、しっかり水分を取っておく。
  • 照り卵用の全卵はほぐしておく。
  • トッピングの有塩バターは細くカットしておく。
  • オーブンは焼成温度より20℃高い設定温度で予熱をしておく。

作り方

  1. ニーダーやホームベーカリーを使って、強力粉からオレンジジュースまでの材料をこねる。
  2. *お使いの機械によってこね時間が違うため、調整してください。

  3. 生地がこね上がったらこね台に置き、レーズンをのせる。
  4. 生地を手でこねるイメージで、レーズンを混ぜ込む。

    *ホームベーカリーやニーダーでレーズンを混ぜ込んでもOK。

  5. ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
  6. *時間は、室温によって前後します。

  7. 生地を6分割(1個あたり72~75g)し、軽く丸め直す。
  8. パンマットの上に置いてぬれ布巾をかけ、10~15分間ベンチタイム。

  9. 上から軽く手で押さえて空気を抜く。
  10. 丸め直す。
  11. 全て同じように成形する。
  12. オーブンシートを敷いた天板の上に置き、35℃で約30分間二次発酵。
  13. *大きさが2倍程度になれば発酵終了。

  14. 照り卵をハケで塗り、トップをハサミで十文字にカットする。
  15. カットしたところに細く切った有塩バターを置き、ワッフルシュガーを散らす。
  16. 焼成。
  17. 電気オーブン、200~210℃で12~14分間。
    ガスオーブン、190~200℃で11~12分間。

    *お使いのオーブンによって火力が違うため、焼成温度・時間は調整してください。

    焼きムラが出やすいオーブンの場合は、焼成時間の半分が過ぎた時点で、天板の向きを変えてください。焼きムラが解消されます。

  18. ケーキクーラーに移して冷ませば、出来上がり。

「オレンジジュースで爽やかシュガートップ」の詳しいレシピページはこちら

いつものパンも爽やかに♪


仕込み水をオレンジジュースに変えるだけで、いつもとはひと味違う爽やかなパンが出来上がります。

今回はレーズンを加えましたが、オレンジピールを入れてオレンジずくめにしてもおいしそうですね!
ぜひいろいろアレンジして作ってみてくださいね。

date
2021/06/07
writer
chiyo
category
パン作り
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口に入れた瞬間に笑顔いっぱい広がるようなお菓子やパン作りまたそれを伝えていきたいと思ってます。不定期にお菓子教室開催。

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