ハワイアンフード・マラサダを手作りしよう
今回ご紹介するのは、ハワイで愛されているローカルフード・マラサダのレシピ。
丸めた生地を油で揚げ、砂糖などをまぶしたシンプルな揚げパンです。
おうちで作れば揚げたて熱々が楽しめちゃう♪
コラムを参考に、ぜひ作ってみてくださいね。
マラサダとは
マラサダとは、イーストで発酵させた生地を油で揚げたもの。
外はサクッと、中はもちもち・ふわふわとした食感が特徴です。
ハワイが発祥だと思われがちなマラサダですが、実はポルトガルの伝統菓子のひとつ。
ポルトガル語で「おおざっぱ」などの意味をもつ言葉が由来だそう。
ポルトガルからハワイに移り住んだ人々によって伝えられ、定着したといわれています。
基本のマラサダレシピ(8個分)
生地はホームベーカリーにお任せ!
手軽に作れるふわふわ食感のマラサダのレシピです。
材料
- 強力粉…150g
- 薄力粉…50g
- 砂糖…25g
- 塩…2g
- 無塩バター…20g
- 卵…1個(50g)
- 牛乳…70g(卵とあわせて120gになるように計量する)
- インスタントドライイースト…3g
- 揚げ油…適量
- グラニュー糖(仕上げ用)…適量
下準備
- クッキングシートを10cm角に切っておきます。
- バットにグラニュー糖を広げておきます。
作り方
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ホームベーカリーに強力粉からインスタントドライイーストまでの材料を入れ、こね~一次発酵まで行います。
*手ごねする場合は、こね上がった生地をボウルに入れてラップをかけ、室温や発酵機能付きのオーブンで2倍の大きさになるまで発酵させましょう(35℃で40~50分間)。
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ガス抜きをして8等分に分割します(1個あたり約45g)。
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丸めたらぬれ布巾をかけ、15分間休ませます(ベンチタイム)。
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表面が張るように丸め直し、下準備で切ったクッキングシートの上に1個ずつのせます。
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35℃で35~40分間二次発酵します。
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鍋に油をたっぷりと入れ、160℃で5~6分間揚げます。
*自然にはがれるのでクッキングシートごと揚げて問題ありません。
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油を切り、熱いうちにグラニュー糖を全体にまぶしたら出来上がり!
*冷めてしまうとグラニュー糖がうまく付かないので、熱いうちにまぶすのがコツ。
「ハワイの味♡ふんわりマラサダ」の詳しいレシピページはこちら。
中はふわふわ~!甘くておいしいシンプルなマラサダです♪
レシピのポイント
おいしいマラサダを作るポイントは2つ!生地の扱いが重要です。
ポイント1.過発酵にならないように気をつける
揚げたマラサダの真ん中にある白い線は「ホワイトライン」といい、おいしくふわふわに揚がった証拠。
過発酵だときれいなラインが出ないため、生地の発酵状態をしっかりチェックしましょう。
ポイント2.生地を優しく扱う
マラサダの生地は水分が多く、かなりやわらかめ。
揚げる際に手で直接持つとつぶれてしまうので、クッキングシートを持ち上げ、そのままそっと油に入れて揚げましょう。
おすすめアレンジ
グラニュー糖をまぶしたシンプルなマラサダもおいしいですが、いろいろなアレンジを楽しむのもおすすめですよ♪
簡単にできるアレンジを4つご紹介します。
きな粉
おうちで余りがちなきな粉も、マラサダに使えばおいしく消費できますよ。
グラニュー糖大さじ2ときな粉大さじ2をよく混ぜ、揚げたマラサダにまぶせば完成です。
ココアシュガー
ココアの少しビターな味わいは大人にも大人気。
グラニュー糖大さじ2とココアパウダー小さじ2を混ぜ、きな粉と同じように揚げたマラサダにまぶすだけです。
クリーム
クリームを絞り入れたマラサダもたまらないおいしさ♪
ミルククリーム
マラサダを冷まし、菜箸で穴を開けます。
生クリーム100mlと加糖練乳20gを8分立てにし、口金をつけた絞り袋に入れてマラサダの中にたっぷりと絞れば完成です(1個あたり約20g)。
マラサダが温かいとクリームが溶け出すので、必ず冷めてから作業しましょう。
カスタードクリーム
ミルククリームと同じようにマラサダに穴を開け、カスタードクリームを中にたっぷりと絞ります(1個あたり約35g)。
cottaで販売している、既製品のカスタードクリームを使うと楽ちんです。
おうちで簡単ハワイの味!揚げたてマラサダ
おやつや朝食にもぴったりなマラサダのレシピをご紹介しました。
外側はサクッと、中はふわふわ~とした生地のおいしさが楽しめるのは、揚げたてならでは。
ご紹介したアレンジの他にも、シナモンをまぶしたり、ハワイっぽくココナッツ風味のクリームを入れたりするのも◎
アレンジ自在なハワイのローカルフード、ぜひおうちでお楽しみください♪